「自分について」を含む小説

はるかに遠くなってしまった少年期から今に至るまで、自分の周りに音楽が流れていない時間のほうが少なかった。音の発信元は時間の移り変わりとともにラジオ、テレビ、レコード、ＣＤラジカセ…

いじめられたことが切っ掛けで不登校中の少女、成海は男性同士の恋愛に熱中するオタク腐女子。一方、突然転校してきた転校生は、学校中をにぎわせるほど美しい容姿を持ち、成績は学年トップ。…

『グリモワール１』の続きです。 黒い魔女との戦いに敗れ、冥界への扉が開いてしまい、闇の力にテラ（地球）を支配されてしまったアニスたち。アニスの兄、ノアも奪われ、ノアをかばったアニ…

　光を放つ【光】を持つ者は神の御使いとして敬われ、腐った物を吐く【穢】を持つ者は罪の証として、見目では判断できないはずの善悪を一目で判断するための基準であるとされていた。 　【光…

　小学校教師の貴志道郎は、天瀬美穂との結婚披露宴を約二週間後に控えていた。その前祝いと称して友人達と飲み歩いていた途中、交通事故に遭う。 　死を覚悟した瞬間、助けを求める声がかす…

自分で読んでみて全然面白くないなと思ったので、この小説全部一から書き直します！

自へアは、「自分へのアドバイス」の略です。

悪意だらけの世界で生きてきた少女は、全てを捨てる事にした。そう、自分自身さえ。 終わりを迎えたはずだった少女は、生きる事になる。 別の世界で。 そして、私は気がついた。 私が…

貫胸人――胸に穴のあいた彼らのことを、漢人達はそう呼んだ。 貫胸人の一人である張東春は、漢人に自分達も同じ人間だと認めさせるため、漢の役人になることを志していた。 ある日、そんな…

ゲームをやっていると、意識を失った主人公。そして次に目覚めたら、森の中にいた。自分がなぜここにいるか、とそんなことを思いつつ周りを見渡す楓。するとそれが目に入ったのだ。1軒の建物…

ある日突然、異世界に飛んできてしまったんですが。 しかも、私が神様の子供？ いやいや、まさか。そんな馬鹿な。だってほら。 ……あぁ、浮けちゃったね。 ほ、保護者！　保護者の方は…

自身が「永遠」となることを目指す少女と、魂の形の見える青年が、今を生きる人々の行く末に、世界の歪みを識る物語です。 空想という名前の創作、劇中劇、そして読者のエゴは何を生むのでし…

　ある瞬間を堺に、日常が自分の知らない日常へと変わる。 『ろう者』である知子は、いつの間にか『知子が聴者』の世界へ来ていた。 　そこで知子は、自分が抱いていた謎の答えを、知ること…

ネットで災害時には万札じゃなく小銭なども持っていた方がいい、という投稿やネット記事を見て。 自分のお財布👛と相談で何を何円用意しておけばいいか、実践してみた。 結果。どの硬貨や紙…

その日、シェイル・フォールンは全てを失った、家族も家も生まれ故郷さえも。 傲慢な貴族に全てを奪われ、無慈悲で不平等な世界に絶望して自殺しようとした時だった。 女神と見紛うほどの美…

「異世界を創りたい」 　ある日、神様に遭遇した皆本進児は、何でも願い叶えると言う神様に異世界の創造を願う。 　世界を創造し、精霊を創造し、自然を創造し、生命を創造したシンジ（＝…

作者が自分の連載小説に関係ない雑談や趣味、レビューをぶち込む箱が欲しいなと思って生まれた、ただそれだけのエッセイです。真剣に読むようなものじゃないのであしからず。

　いつものように街で平穏に暮らしていたグレン。 　彼はソロ冒険者として生活しており、 弱くないが強いわけでもない中堅辺りでランクを止めていたが、ある日身に覚えの……ある出来事で自…

私、大好きな先輩がいるんですけど、その人のことで少し困ってて…

少年は毎日が命懸けだった。 食べる物も、着る物も、助けてくれる人もいない。 幼い病弱の妹を抱え、少年は疲弊していた。 それから暫く経ったある日、妹の容態が急変した。 日に…