「短編 男性向け」を含む小説

時は平安の中期。治部中丞こと大江敦衛(おおえのあつひら)はしがない中流貴族の出身だ。 それでも妻の温子や友人の直忠などに囲まれて穏やかな日々を送っていた。そんなある日、友人の直忠…

秋の夜。一人で家に帰る酒飲み帰りの大学生の一夜の物語。

いたって普通の男子高校生、特波傍（とくなみぼう）は校舎裏に呼び出された。 放課後の校舎裏、目の前には可愛い女の子。 告白のためにあるような状況で、口を開いた女の子は――、 「…

会社員の岡野拓実は借金を繰り返してしまう。 金銭感覚の麻痺から借金苦になる。 重なる借金。 借金から抜け出す道はあるのか。

何処かにいる誰かの日常の一幕をお送りします。 基本的に一話完結でラブコメメインです。 オチらしいオチは無いほうが多いと思います。

架空の国、冬国の軍隊に身を置く赤ずきんは、ナイフの達人として、日夜、敵国軍人を葬っていた。ある日、赤ずきんは、親のように慕っているバーブシカ大佐から、軍の命令に背き、付近に駐留し…

　暁人には昔からずっと好きな幼馴染……佳奈がいる。それとなくアプローチもしているつもりだが、まるで気付いてもらえない。 　だからと言って告白する勇気もなく、悶々とした日々を送って…

　うちの高校(私立)は変な部活ばっかりだ。 　その中で俺が所属しているASMR部の一日について、みんなに共有したい。 　ASMRとは… 　聴覚や視覚への刺激によって脳が心地よ…

青鳥学園文芸部九月企画、プロット交換会にて、プロットの代わりに短歌を提出した愚か者がおります。 それがわたし、ながさめとうきちです。 この短歌たちを元に、今際ヨモ( @imawa…

明日、世界は終わる。 そんな一日を過ごす人間の暮らしと悲しみを詠んだ連作短歌。 なにとぞ。

元勇者の青年は魔王討伐の際にとある記憶の断片を思い出す。それは、なんと前世の記憶なのであった。 魔王討伐後も増える魔物。世界は平和になったはずが鳴り止まない心の声。 勇者とい…

九条一(クジョウハジメ);17歳、高校2年生、カーストは普通よりの低め。何の変哲もない男だが重度のSNS依存性。日常垢でゲーム友達と遊ぶ毎日。 「…ってなんで勝手に自己紹介なん…

主人公──斉藤新は異世界にいた。学校帰りにゲームセンターに寄ろうと自動ドアを潜った途端に、世界が一瞬にして転換した。自分でも何が起きたのかわからなかったが、遠くの方に日本では見慣…

　たまたま立ち寄った校舎裏で、クラスで二番目に可愛いと言われている神崎緋奈から「宮前みちる君、ずっと前から好きでした！」と嘘告された俺。 　いや神崎、お前、完全に人違いしてんぞ？…

これはある日のこと。 故郷へと帰る郷雄を駅で迎えていた高校時代の友だちに連れられて近所の神社で最近見つかったという祠へと向かっていく。 果たしてそこで郷雄を待ち受けるモノとは！…

"誰か"が日記を読んだ その日記は、"主人公だった人"が書いた敗戦日記。 "主人公"は隣国との戦いに敗れ、国を守ることが出来なかった。 職を失い、誇りを失い、残ったのは敗北した…