「学園純文学」を含む小説

　ある事件に遭遇したことで奇妙な身体変容を経た人々と、彼らが通う学園を舞台に起こる出来事を描く連作短編集。 【二つの短編はそれぞれ独立した話としても読めるので、片方だけ読んで貰…

女子高生の猫塚は、ある日路上に置きっぱなしになっていたタイヤストッパーをSNSにアップする。その直後、事故は起こった。タイヤストッパーを避けようとした車が電柱に突っ込んでしまった…

赤い涙はさようなら、秋日影少女、カサブランカの棘、夕桜アンニュイとの姉妹編です。 螢火とは螢の灯のこと。 夏の季語です。 『赤い涙はさようなら』に登場した真依と真が螢が飛ぶ祓川で…

とある片田舎に赴任した、新任教師の一年間をおもしろおかしく、オーバーに描いています、過去に書いた本を書き直して綴っています。

「あなたが飛んだら、私も飛ぶからさ」 人と関わることの苦手であり、生きる楽しさの見つけられない自殺願望者。伊妻ことり。 クラスではムードメーカーであるが、人付き合いに疲れはてた…

　どこかの地方都市の中学校に通う3年生の藤木には、ちょっとイカれた友達の川口がいる。近所のゲーセンに入り浸ったり、喧嘩をしたり、普通に勉強したりする日々。そんな平和な日常を壊すか…

誰しもが経験した初恋にフォーカスを当てた作品になってます。 あの時もっとこうしてたら。あの時あの言葉が言えたら。そんな「もしもあの時」を形にしました。

　深見那奈という美少女の手紙が下駄箱に入っていた。 　告白だと思っていたのに、呼び出された学校の屋上に行ってみると、 「私と一緒に死んでください」と言われた。 　告白ではなく、彼…

私は自分のためにしか謝罪をしたことがありません。 周りからは品行方正で優しい人、と思われている私ですが、その内面は利己的でドス黒い人間です。 今まで誰も私のそんな本質は見抜けませ…

文武両道で人に興味がない伊織。優等生で根暗。クラスでいじめにあっている少女、桜久（さく）。 最初で最後の恋が初恋だったふたりが、10年かけて幸せになる物語。 初恋を忘れられないす…

学園七不思議＿＿その新参、『保健室の天使』を偶然にも目にした少年、嚆矢果（かぶらや　はて）は、学園生活のすべてを『天使』に捧げることになり……

　何に対しても関心を持てないでいる男は、ある日風変わりな女に出会う。二人は何をするでもなく、ただ意味もなく会話を重ね、その時間をなくてはならないものと感じるようになる。 　――し…

誰かが書いて行った、宛先無しのラブレター。

絵を描くことをやめた少年の話です。 再起しようと踠く姿を描きたいです

希死念慮をモチーフにした少年の物語です。 『赤い涙はさようなら』と『秋日影』に登場した日野真のお話。 なぜ、真依の家に居候することになったのか、この短編で明かされる。 青葉闇とは…

受験の時、何よりも嫌だったのは悪い成績でも、好きな事を我慢することでもなく、自分は頑張ることができないという事実だった。 そんな怠惰な大学生の胸の内が明かされる。

　ーーお別れに、キスをしてあげる 　そう言って、純粋無垢な僕を嘲笑うかのように言ってきた彼女は、しばらくして僕の前からいなくなった。 　信濃高校の二年生、語螺瀬健一はある日、スク…

海辺の街の受験生、陸上部の由夏と、金髪の秀才 圭吾の小さな物語。中学生男女の青春小説。 序章＋12話で完結。

『赤い涙はさようなら』、『秋日影少女』の続きです。 『カサブランカの棘』からも続きます。

私は、どこか違うみたいだ＿＿。 主人公の麗華は、''普通''とは少し違う高校生。 小学生、中学生時代と思い出したくない過去を辿り、もう人に心は開かないと決めた麗華。 しかし、…