「道 短編」を含む小説

冬の夕暮れ遊歩道。朱莉は、胸に救われない気持ちを抱えて、立ち竦む。そこに一匹の犬が駆け寄ってきて、、、

海沿いの道を歩く、父と娘の話です。

　どこにでもいるかもしれない男子中学生、兎束 尊は家でペットのウサギ――チョコラと戯れるのが趣味だった。 　その日もいつものように遊び疲れてチョコラを抱いてソファで微睡んでいると…

語り手(俺)と聞き手(あなた)が怖い話をする、という体で物語が進みます。 一応ホラーとして書いたつもりですが、そこまで怖くないかもしれません。 また、設定等もそこまで作りこん…

非合法な組織で『後始末』をする佐藤と堀江は唯一無二の相棒。 どんな時も共に過ごしてきた血の繋がりよりも濃い関係である。 そんな二人が大きなミスを犯し、追い詰められることに。 迫ら…

山で道に迷ったあなたは、大人びた雰囲気のお姉さんに出会う。正しい道を教えてくれるお姉さんに付いて行きながら、楽しく話をしていると、あなたはどこか、お姉さんに違和感を覚えて……。

天才女性研究者の菅野霊道と謎の仕事を営む男、琴葉総司郎の奇怪な出来事を辿る噺。 現代科学ではどうにもならない不可思議な問題を、総司郎と霊道が持ち前の知識を駆使して解決していく………

山間の車も人もほとんどいない山沿いの田舎道。遠くに農家の人がいるのが見えたが、夕闇にその姿もはっきりとはわからない。ただ、カラスだけがうるさく騒いでいる。そんな時にゲームに夢中だ…

塾の終わりに、雨の夜道を歩く。イヤホンで音楽を聴きながら歩く雨の道には、美しい音楽があった。

梅雨の始まりを感じさせる湿り気を帯びた冷たい夜の中を、米倉義信は歩いていた。慣れた道を、諦念を抱えて歩く義信は、その道上で鬼と出会う。

今回、短歌・俳句共に連作部門があるということで、初めて「連作」としてまとめてみました。 元々ローカル句を詠むのが好きなので、従来の作品+新作を、「みちのくの四季」の情景としてスト…

木は長生きだ

※ネタバレ注意※ 【キャラクター設定】 ・雪宮かすみ（ゆきみや・かすみ）　14歳 　どこにでもいる中学二年生。お人よし、引っ込み思案、地味。 　不器用で、ノーと言えずに損をす…

深夜の峠道で起きた交通事故。雨足の強まる中、交通課の刑事生瀬宏仁は現場検証に赴く。そこで宏仁が見つけ出した真実とは。 是非推理に挑戦してみてください。

主人公"道船"の周りの人間には顔どころか声色もない。それが普通だと思っていた。そんなある日、突如現れた"蒸気に踊らされるカツオ節“のような少年と出会い自身や周囲のことを知っていく。

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト応募作。 はじめまして、猫山春花（ねこやま　はるか）と申します。 今年から中学生になったんだけど、実はとっても大変なことが起こってしまっ…

　他人と異なる姿を持って生まれた主人公、異形。その姿のみをもってして、ある者は恐れ、ある者は期待する。異形は、権力や貧しさがもたらす他人の思惑に振り回されながら、抗えぬ破滅への道…

異世界転生をして【血の魔女】として不死を与える魔法を持った【私】とその対象になった【騎士】の物語です。 長編時は女の子である【私】を主人公にしますが、短編は【騎士】サイドで物語の…

〇臆病なのに霊感のある七海。父親が僻地の診療所に勤めることになったので、住み慣れた都会から海の見える田舎町に引っ越した。 「田舎にはユーレイなんていないわよ」と言う母に促されて散…