「掌編とか」を含む小説

10秒で読み切れる超掌編です。自主企画参加のため、いつもとは別枠で作成です。 @chauchauさんの自主企画『【第6回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「め」、「蛇…

深い谷の中。 その温泉宿はぽつねんと佇んでいた。 温泉宿、ゆうこく。 格安の宿にはただひとつルールがあった。 それは一泊しかできないということ。 偶然訪れた男は、最高の一泊を経験…

なんか書きたくなったので書きました。

　最近、「私」は、立て続けに不思議な夢を見る。夢に気をとられている私を心配する夫。だが、夢は毎日続いていく。私は、夢の道を歩く。そして——。二千字の掌編です。

ジャスト100文字小説

タイトルの通りです。 母が遺した恋愛ショートショートや短編をまとめてみました。 書かれたのが十数年～三十年くらい前のものなので、舞台背景や演出などが今のそれとそぐわない点もあ…

次の日に履く靴は、前日に出しておく。そして、家に帰ってきたら靴はしまう。 このルールを破り続けている不届き者が、二人で住み始めたこの狭い家に二人もいる。

掌編小説400字。 心と雨について書きました。 ウノカグラさん（@__mystery004）より頂いたタイトルから着想を得て描きました。 ＊一部表現を難読様から流用の許可を頂…

湖底に住む人魚の娘は、湖を訪れた一人の青年に恋をした。青年にはある目的があり、決して人魚を愛することなど有り得ないと分かっていても、見つめていられればそれでよかった――。

現在、喫煙者の立場は年々厳しくなっていると言えるだろう。 そんな彼らの、どこでも起こっている。そうに違いないお話。 ✳︎内容については、あくまでフレーバーとしてお楽しみ下さい。…

第22回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画参加作品：テーマ「昨日失くした涙」 昇降口で見つけて一枚のメモ その落とし主を僕は知っている でも、本当の彼女のことは何も知らなか…

ある日、男はゴミ捨て場で羽のついた不思議なスリッパを拾った。 なんの気なしに拾ったのだが、そのスリッパは男に自由に与えるものだった。

脳科学などが発達した近未来。あまり深く考えずに自己決定した登場人物たちに、自己責任がつきまとう。 「迷惑をかけるな」…病気がちな孝一は次男の結婚に出席しない長男が、家族ではなく…

「オモワナグサ」という花のお話です。 ※自サイト「ハノカイレ」（https://www.hanokaire.com/）にも同じ作品を置いています。

昔、むかし とある山中に「おい！　おい！！」 と、呼びかけるものがあったとさ

人生の最期の最後には“走馬灯”というものがあるらしい。 でも、ぼくには人生で起きた出来事や思い出の類が多すぎて、きっと、電車の中から見る街の灯りくらいにしか見えないはずだ。

余命二ヶ月の少女のお話です。 ※自サイト「ハノカイレ」（https://www.hanokaire.com/）にも同じ作品を置いています。