「断片」を含む小説

地図の画鋲で虫食いのトロムソのように書き殴るのか？

書いたけど、ずっとそのままだったので供養します。

　私はある日、窓敷居に肘をついて妄想を小説にしたらどうなるのかというテーマについて妄想したことがある。とりわけお昼のチャイムが鳴り、弁当を食ったあとにこうやってのんびりしていると…

地中で暮らすカウム族の少年リゲル。 父親との喧嘩を切っ掛けに、長年憧れていた外の世界へと飛び出すことになる。 途中までしかない絵本の続きを知りたいという思いから始まった旅だったが…

叉雷は幼い頃に、ある伝説の獣に魅了された。以降、彼は見果てぬ幻を追うように「それ」を捜し続ける。――叉雷が追うものとは何か？ 「叉雷の鱗」は「さらいのうろこ」と読みます。「叉雷…

安倍晴明とは何者か？　どこで生まれ、どう育ったのか？ 陰陽師としての異能とは何だったのか？　なぜ晴明神社に祀られるまで讃え、畏れられたのか？ 言い伝えの断片を拾い集め、歴史の裏…

物語には起承転結が必要だ。しっかりとした舞台設定に、詳細な描写、読者をひきつける展開に納得のいく結論。 でも日常ってそうじゃないでしょ？それは寒い冬の吐息のように、あるいは代わり…

魔王との相討ちにより死んだとされる聖女テネシア。彼女の生まれ変わりとして王宮で育てられたフィエルンは、前世の記憶と聖女の力を断片しか持ち合わせていない。平穏だった日々は、ある日1…

僕、岡塚汲広（くみひろ）は特に秀でた所もなくごくごく普通の男子高校生。将来は何になるんだろう？あまり深く考えていない。そこそこ平凡に暮らしていたある日、神様みたいのに選ばれて、異…

私の哲学的思索

今日は季節外れの雪が降るらしい。 私はやるべきことをするために、外へと足を向けた…… KAC202211のお題【日記】

　高速道路を走る夜の車の中、ドライバーの耳に懐かしい音が届く。それに思いを馳せる、そんな時間の断片を。

日常に潜む断片を詩にしてみました。 『何だって完璧じゃないんだよ』 心、静かに読んで頂けると幸いです。

私は22歳だ。断片的ではあるが、これまでのことを書く。 人を恨んで生きていくこと。あなたは共感できますか？

　ホモ・サピエンスなどセキツイ動物は存在せず、植物や菌類、無セキツイ動物と、それぞれの種や属の象徴たる妖精たちの、存在する場所で紡がれる物語を集めたものです。その場所は森を中心と…

カズサと私は、数多の死戦をともに掻い潜ってきた組織のバディ。 それが今日終わるって、私だけが知っていた。 未来の断片を聞く『私』とその相方の、最後の一瞬を描く短編小説。

　

５７５７７ 雑に詠みっぱなし 日常風景の断片と下世話な視点 三月号：随時追加修正予定

超ロングで白髪(はくはつ)の誑伽は殆ど家から出ない人間だ。いつも家の中で事を完結させていて、口紅もマニキュアも触ったことがない世間知らずでもある。 そんな彼女には、ちょっと変わっ…