That is Way Tanker

雑詠：三月号 散文系汎用型31式口語定型詩

毎月の明細に一喜一憂し

スパゲティ茹でる金曜の夜

充電器だけをバッグに入れまして

デジタル排除とうそぶく夜空

午前一時の通知音に飛び起きた

寝落ちしてた我が身笑うわ

廃屋と同然の屋根にカラスあり

鳴いてくれないから不気味なり

ゼロでよしとする四月の喧騒に

胸躍らせず只待ちわびる

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更新をサボりたくなる午前様

背中を押してる睡魔の激励

いま短歌を詠んでるわけなんだけれども

句ひねり足し川の柳だｗｗｗｗｗ

楽園と桃源郷の二択あり

選ぶ以前の＋７だ

断崖を窓から眺める火サス気分

BGM思い出せずに

レムリアに思い馳せつつ波打際

冬 日本海 午後三時 闇

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カップラに湯を注ぎきって数分間

待つ身の辛さに腹はギュルギュル

電車にてイチャつくカップルの背後では

他人のふりする初老じんわり

コピー機はトナー交換接近中

気づかぬふりして複写断念

キーインでカタカタ音もしめやかに

耳そばだてる午後の夕暮れ

帰り道の連絡待ちの夕暮れの

踏切カンカンのののののののの