「花もの」を含む小説

港町ラジェで小さな飲食店を開く、もと傭兵の主。ある宵、店を訪ねてきたのは数年行方を絶っていた義息だった。訳ありなのは承知していたのだが、再会の喜びも吹き飛ぶぐらいに、なんだか「胡…

　さて、質問だ。 　チートスキルがあったら何に使う？ 　俺の場合は、美少女を【部屋干し】することだ。 「ねえ、そろそろ降ろしてよ……」 「洗濯物は喋らない」 「あたしは洗濯…

急に増えたたくさんの兄弟たちと、一つ屋根の下で一緒に暮らすことになった小学生の遙人は、初めは戸惑いながらも、兄たちと仲良くなったりならなかったり。 人ではないモノが、この世にいる…

豊かな国デヴァイン国、その第三姫のアリシアは今日も剣の稽古に勤しむ。だが軍の副隊長のセスはそれを苦々しく見ている。 だがある時二人は剣を交えた。その時二人には緑の美しい光が見えた…

ヴィオラは花も恥じらう16歳の乙女なのだが、外見は10歳で止まっている。 成長するきっかけは愛する人と共に、花の女神像の前に立ち、愛を誓う事。 妹のパメラはもう最愛の者を見つ…

四人台本 あらすじ 今は無き老木である恋桜が、咲き乱れる様子を収めた1枚の絵画がある。その絵画に描かれていた物は桜の木だけではなかった。散りざまも絢爛たる美しい花。鳴き声遠くそ…

好きが分からない凪琉は高校の入学式で君、菫と出会う。 菫が歌声が好きな凪琉と凪琉のギターが好きな菫、そんなある日菫はあることがきっかけで声が出ないでいた。助ける思いが強くなってき…

前作「私が最期に植えた花」に登場していた、七瀬唯愛の友達の木下美華。 唯愛の彼氏の海（かい）がこの世を去った事により、海の幼馴染である、高橋亮が喫茶店に向かう事になる。 　亮と美…

忍びの里で産み子だった妹を殺され、謀反を起こした紅 処刑された彼女は、砂漠の国メディナ帝国の病弱令嬢に転移していた 身体の持ち主、アイヤの魂は宝石の中へ 彼女は大王妃サファイ…

　世の中に探偵小説は数あれど、事件を筋肉で解決する探偵がかつていただろうか。 　否！ 　本作は事件の全てを筋肉で解決する、通称「筋肉探偵」が活躍する本格推理筋肉小説である。 　状…

「ユーベルントくんに告白して好きな人がいるから……ってめちゃくちゃ言葉を選んで優しく断られて号泣したいです(オタク早口)」っていう妄想の産物です ※各話独立していますが、時系列…

謎の男が語る、冒険者達の物語。 南北に分かれた王国を舞台に繰り広げられる彼らの群像劇。 コメディ要素多めです（多分）。お楽しみください。

「さて、岩谷くん。行きましょう」 彼女がそう言って僕に微笑む。 普通なら喜ぶかもしれない異性からの誘いだけど、 目に映る彼女の背後はそんないい雰囲気のものじゃなかった... …

　神聖ログバモス王国ワータリ村の狩人の青年ザック＝ライオダルク２０歳は友軍探知能力者と呼ばれる始まりの魔法使いである。 　彼は闇の魔法使いノノ＝フォノーツ２１歳、力の魔法使いユー…

俺の名前は田臥茂枝《たぶせもえ》、通称モブだ。 俺のクラスには高校女帝の一人来栖瑠衣《くるするい》がいる。 彼女はいつも独りで誰も近づけない高嶺の花どころか孤高の存在だ。 俺は…

短歌作品「ちいさなきづき」というシリーズです

女子大生の有栖は、実務経験が僅かしかないアルバイトから、いきなり専務に就任したため、社内では有力者の猛反対に悩まされながら、学業を両立させる難題に向き合う。そんな中で、不思議な能…