「恋、愛」を含む小説

ジュピタンの呪術学研究生グリンと、錬金術学部生デューン。異父姉弟のふたりは、グリンの亡き実父の故郷、楽園ネプチュン鳥島を訪れる。生きられなかったもうひとつの運命〈アナザフェイト〉…

夕暮れ。橋の上。男と女が二人。 傍から見た彼らは、何に見えるだろう。 端から見た二人を、何と捉えるだろう。

お話にもならないような、どこかの誰かの独り言です。

僕は中学三年の修学旅行最終日に両親を亡くした。その哀しみからか記憶を全て失い、残ったものは詩子姉と両親の読んでいた小説達だけだった。 過去の過程がない僕は周囲に詰まらない人間と思…

誰かを好きになって愛することになって付き合うってなんだろう。 中途半端で付き合う事の意味ってなんですか？ 好きにならないといけないわけではありません。 よく分からない気持ちがど…

Twitterで書いた140字の小説です。 よかったら覗いていってください。

ピアニストを目指す高校生の響子と、菓子職人を目指す専門学校生の匠。 幼なじみの二人は、兄妹同然の仲良し。 その関係が、変わるかもしれない、そんな夜。 匠響子シリーズ、時間軸とし…

手紙だけの物語です。

西岡慎司には常に寄り添う、幼馴染の春日理子がいた。 距離が近過ぎる二人は恋に陥る事はないが、それでも共に成長していった。 慎司にとって彼女は最も信頼できる人間であった。 理子にし…

【BL注意】 画家の加賀美圭吾とサラリーマンの甲斐邦宏。一見接点のない二人が偶然出会った事で運命の歯車は回ってしまった。 本人達でさえ思いもかけなかった方向へと。 二人は幸…

本屋で偶然であった高校生の男女。 助け合い、泣いて、わらって。

　建設会社の令嬢・光、大学時代の後輩・菜々子、そしてカレッジアイドルの希…三人の女は、恋愛に臆病なオタク気質のイケメン・翔馬をめぐり、複雑な四角関係を展開してゆくのだが…。 　…

クラスの人気者芹沢さんは、誰もが振り返る美少女である。彼女は、いつも一人ぼっちの松田くんに恋をしている。彼女の日課は、一人行動をする彼の姿を後ろからついて歩くこと。いわゆるストー…

僕には誰にも言えない秘密のセフレがいる。 この世界でたった一人の”兄”という名のセックスフレンドだ。 抱いてはいけない想いを胸に抱え、僕は兄と交わった。

私が思っていることと君が思っていることが もし、同じだったら。 私が言いたいことと君が言いたいことが もし、同じだったら。 もし、私と君が同じ感情を持ち合っていたら。…

未熟で、子どもだったあの頃。本当の愛って何なのか、私はまだ知らなかった。それを教えてくれた、すべての人へ。そして、まだ知らずにいるあなたに。

　朝の目覚めの缶コーヒーを買いに行き、世間話をして部屋に戻った真鍋の、その目に飛び込んだのは有るはずのない、少女のパンツを履いていない死体。 　超近眼の真鍋が我が目を疑い、眼鏡…

これが人を愛するということではないと、僕は伊織に伝えたかったけれど、きっと僕の声は、もう伊織に届かないだろう。 それに僕も、悪い気はしなかった。 求められるということは、それだけ…

これは誰かの回想。泡沫の夢幻。後悔の語り草。 ……少年少女の青い思い出。 ※令和1年度びぶりお文学賞落選作品。部分改稿を経て此処に供養致します。