「ミルク」を含む小説

教師になった私が帰宅すると誰が作ったのか分からないホットミルクがテーブルに置かれていた。

古典、苦手なんですよね。個人的に古典勉強する理由って、考査でいい点取れるようにするためでしかないと思う。 でも最近英語の先生に聞いたんです。勉強する理由は、将来提出物とか確実に出…

クリスマスの晩、光の世界から闇の世界に足を踏み入れてしまった。 裏と表・白と黒。ほんの数ヶ月の物語 でも、人生なんてそんなものだと……

私：極々普通の女子校生。 あの人：従兄兼保護者兼。 両親が海外出張でほとんどいない私には、昔から仲の良い従兄がいる。 中学から彼の家で下宿中。うるさい両親もいないので自由。 唯…

　なんか何処かから死神がやってきて「ふはははははっ、貴様の命は残り５分だ」などと妄言を吐いていた。 　友人との待ち合わせまでは未だ時間に余裕がある。僕は死神を連れて近くに喫茶店に…

青年大岩は、世界の人々から隔離された、今で言うところのぼっちであった。ある時、大岩は世間に絶望し、最強兵器リセットボタンで世界をやり直すことを考える。大岩はカセットテープ…

田中公平38歳、山本麻衣子36歳。二人はお見合いをし結婚を前提にお付き合いをしている。が、紅茶好きの公平は麻衣子の紅茶の入れ方にどうしても我慢できない。このまま麻衣子と結婚しても…

【誕生花シリーズ　271】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。 ※関連話に　窓一枚分の距離 …

シロアリ塚とは建設汚泥の山である。建設汚泥は、地下鉄やトンネルのシールド掘削工事、高層ビルの基礎工事などから出るセメントミルクが混ざった汚泥である。建設汚泥は法律上は産業廃棄物に…

　夕暮れ時。下校前に保健室前にいた先輩、青山虹(あおやまこう)は何か悩みを抱えている様子。けれど、新聞部部長の堀戸天音(ほりとあまね)には何も出来ない。先輩の悩みがわからないから…

「あなたは私に協力するのよ。最初からそう決まっていた」 　高校生活の初日の挨拶で、そんなことを言いだした女がいた。 　女の名前は沢宮明里。席は俺の後ろとなり、ずっと授業中に俺を見…

貴婦人たちのお茶会にて摩訶不思議な事が次から次へと起こります。

おやおや、ようこそおいで下さいました。まずは歓迎の印にホットミルクをどうぞ。 ここが何処か、よく分かっていないような顔ですね。この場所は、私が見た夢を集めた場所にございます。 た…

「幻獣召喚士《ファントムサモナー》アルピーノ！」 「聖竜之巫女《ドラゴンメイデン》キャロライン！」 「｢シャドーランド、貴方たちの野望は私達が許さない!!｣」 　都内23区………

シオンは私の事をいつも、「困った弟子だ」と言う。 シオンは私が失敗するといつも、後始末をした後、私を叱る。 シオンは私が落ち込むといつも、夜部屋にホットミルクを持ってきてくれる。…

どうしてあんなにいいにおいがするのでしょうね。

ボーイズラブ小説です。短編。 大学受験をひかえた高校三年生の冬。恋人ができてもう半年経つけれど、友人以上の関係には少しも進展しないことに悩む「俺」。うじうじ女々しい主人公なので注…

【短編】【一話完結】 新しい生活へ一歩踏み出すあなたへ送る微温のファンタジー。 不安にまごついたときは、ほんのり甘酸っぱいイチゴミルクキャンディ。

小さなオフィスで、斜め左前に、向かい合うように座っている彼女が気になって仕方ない。 大切だからこそ、 感情を努力でコントロールするんだ。 ＊『チョコレートと鼓動』笹井さんサイド…