「童話だよ」を含む小説

※童話風にしておいた紹介文はこちら↓ 領主の家の一室に、醜い女が閉じ込められていました。 醜い女はすることがなく、部屋にあった本を読んで暇を潰していました。 開かない小窓から見…

入院しているおじいちゃんが、急に２年前におばあちゃんが、生きていたころに病室で見た花の花言葉を知りたいと言い出す。 ただ、記憶が曖昧で、花を思い出せない。 そんな病室に、息子の…

暑い夏。 ３０年前、学生だった匠は、友人と百物語をはじめた。 ひんやりとした涼しさを求めた、若者のノリだった。 物語は進んで、１００話目になったとき、オチケンがした実体験の話が、…

タクミは、人生のラッキーとアンラッキーを合計するとゼロになるという理論にしたがって暮らしている。 なので、老後の楽しみに、今は、せっせとアンラッキーなことが起こるように生活をして…

高校時代に付き合っていた彼女から、結婚の報告のハガキが届く。 そこから、主人公のタクミは、高校時代を振り返る。 高校時代、以前から好意を寄せていた栗栖マリアに告白をする。 そし…

ある日、雨の日に死にそうになっている犬を拾ってきた匠は、その犬をマンションで飼うことにした。 しかし、犬のエカテリーナは、飼い主の自分に向けられる笑顔が気に入らなかったのである。…

ある日、友人と飲みに行った匠は、少々、飲み過ぎてしまって、雨の公園で寝てしまう。 気が付いたら、身体が冷え切ってしまっていた。 驚いたのは、着ている服が全部、真っ白に変わっていた…

少子化が進んだ２０４０年。 このままでは、日本が消滅してしまうと判断した政府は、ＡＩによって、男女のこころを読み取り、相思相愛と判断した場合、強制的に結婚させられるという法律を制…

毎週、聴いているラジオ番組。 「中島沙織のオールナイトニッポン週イチ」 その中の、人気コーナー「ネガティブ告白タイム」に、クラスメイトの女の子に告白しようとして、ハガキを投稿した…

　解明士（かいめいし）の少年・ヒックは、相棒の少女・チキと共に、とある国を訪れる。 　――『冬国』と呼ばれるこの国では、二十五日を目前にしていた。もう少しでサンタクロースがやっ…

掴めそうな陽炎、我が思い出の影である。

ヒマワリちゃんとハナちゃんは仲良し。 幼稚園で書く、ヒマワリちゃんの日記にはいつもハナちゃんのことばかりです。 「うちの猫は今日は早く寝ろと催促してくる」のスピンオフ（後日談…

ルーカスは一番の猫だった。だけど彼にはひとつだけ、一番になれないことがある。 孤独な一匹猫のルーカスがある日出会ったのは……？ 以前、別のＰＮで掲載していたのを、再掲載した…

むかし むかし、まだ世界ができた最初の頃の　女神と妖精の卵　のおはなし …女神は嘆き悲しんで、太陽の子は満足げに笑っていましたとさ。 この作品は絵本の朗読動画としてこちら ht…

れいこちゃんのことが好きなのにどうしてこうなるの？ていう童話です。

お母さんは佳穂に語りました。 昔、公園にいた、ぞうさんの話を。

ちいさなかいじゅうはいつもよわいものいじめばかりしていました。 ちいさなかいじゅうは、アリ、バッタ、ネズミ、カラスのはなしをききませんでした。 やさしいハチはふきげんなちいさなか…

シンデレラの生活環境でピュアでいられるならそりゃいいけど、苦労した人はいろいろあるよ。お花畑じゃいられねえんだこのやろう☆ というＳＳ。ストーリーは間違いなくシンデレラ。のはず…

「北の森に暮らす婆さまのところへ、荷物を届けておくれ」 １０歳の誕生日を迎えた娘は母親から荷物を預かり、仲良しの婆さまを訪ねました。 しかし、いつもは楽しいお話を聞かせてくれるの…

全てを台無しにするエンディング