「日常・シリアス」を含む小説

人畜無害で気弱な会社員、一宮には秘密がある。 彼の内には裏の人格、二宮が同居していた。 一宮が自分を守るために生んだ存在だったが、 同僚の御前崎は秘密を見抜き取り引きを持ちかける…

4月7日、立花こまりは誓った。 1年後の今日「自分自身を好きになっていなければ、自分の人生に終止符をうつ」と。 34歳、職なし友なし気力なしの自己肯定感底辺女は変われるのか？36…

今より少し未来の話。 生物が自然に持つ様々な欲望を醜くして生まれる、黒い影の怪物『ディザイアー』。 そんな怪物が世界中に溢れる時代で、新人国家魔法少女として怪物と戦う中学生の…

死と常設の刹那

とある街の片隅に、その店はあった。 店の看板を目にした者は、みな一様に小首を傾げるといわれている。 店の名前は、「喫茶探偵『四季』」。 その店は、探偵事務所と軽喫茶店というふたつ…

ボク＝山田。黒髪の短髪で高校３年生。 レイ＝かつてはボクの友達だったが、性転換し女性へと生まれ変わった。 ナツキ＝女性から男性へと変わった。その結果、ボクと友だちになる。 …

ごきげんよう。 私はこの物語の語り部でございます。 結界に守られた、ロマンス王国とギャグ王国。 ････ああ、王国名はただの国名ですから、『ロマンス王国＝ロマンスがたくさん』『ギ…

あと十年もしたら定年という所で心身の調子を崩し、一足先に社会からドロップアウトした俺は他人と距離を置きながら生きている。 人の目を気にし、人からの評価を恐れた俺は徐々に家からでな…

人は死んだらどこへ行くのか。その答えは一つではない。 消滅、残存、あるいは転生。 しかし特別な魂を持つ者は、死後転生する定めにある。 世界監査及び適正維持組織【Deus Ex D…

『その後……』を追記しました。

　ある研究施設で目を覚ました記憶のない少女が外に出ると、外は一面『砂に覆われた世界』だった。飲み水もなく食料もなく、ただあてもなくやみくもに歩き続けた少女は、限界が来て膝をついて…

誰にも内緒の関係の始まりだね── 義理の妹で童貞を卒業した主人公に待ち受ける、ドキドキの義姉との共同生活! だが一方で追い出された義兄を取り戻す為に、義妹は姉の思惑を止めに動…

満月が輝くクリスマスの夜。19歳のダジアンと15歳のヴィオレッタは、それぞれ見知らぬ森で目を覚ます。 そこは魔術が当たり前に存在する、地球とは全く異なる星、ポリュフィアだった。少…

ゴーストライター、スーパーマン、結婚相談所のアシスタント、死神見習い、　輪廻転生を担う人…… こんな、ちょっと変わったお仕事をしている人がいたりして。

山奥の研究所で、擬似オフィスの運営シミュレーションをしている試験管生まれの天才児たち。 しかし第一班所属の「秘書」ヒナトは、明らかにひとりだけ凡人以下でドジっ娘だ。 俺様系班長…

バカッターに巻き込まれてSNSが炎上した大学生、風見（かざみ）。 人付き合いに嫌気の差した風見は、大学に行かない自堕落生活を送っていたが、7月の初旬に一人の少女と出会った。 …

　異世界転生ファンタジー。 　幼馴染みへの恋心に悩む親友の背中を押した日、不運な事故によって命を落としたトールは、何故か、異世界の『本』に転生してしまっていた。異世界で唯一人、ト…

　流行に疎い男子高校生、時任智は仲間の付き合いで、流行りのオモチャを買わされました。オモチャの値段は、一個200円。彼は自分の優柔不断さを呪いつつ、そのオモチャを家に持ち帰りまし…

『一つの絵の具じゃ描けない』 「おはよう」から始まる、僕と君の一日。 待ち合わせをして、分かれ道で別れて。 『二つの絵具と二本の筆がキャンバスを染める』 やっぱり僕は、何度…