「わたあめ」を含む小説

“その場所”に伝わる、あめつちの史（ふびと）より。

紙芝居屋は夕日と共にやって来ます。

茂雄の元にメッセージが届く。それは夏祭りにやってくるイギリス王女を毒殺しろという内容だった。

　雨森知音《あめもりしるね》は小学校３年生の明るい女の子。 　彼女にはとても不思議な力がありました。 　それは他人の記憶を一緒に旅する力。 　どんなに昔の思い出も 「知音がいっ…

南から降る光のひと粒は、どこへと宿るものでしょう。

透き通るように青い空。綿あめのようにふわふわの雲。吹き抜ける涼やかな風。 そんな夏の風物詩と共に彼女は現れた。 俺と彼女が結末を迎えるまでの、ほんの少しのお話。

　陰陽の神を祀る国で。 　強い霊力を持つ巫女の子として、妖退治を請け負う一族に生まれた少女・露葉。 　しかし退治人としての力量がなく、修行仲間の間で肩身の狭い日々を過ごしていた…

自宅でピアノ講師をしている先生(僕)と、先生の飼い猫(ぼく)の2人の視点から、音楽、そして人間について考えを巡らせました。

　タイトルは、雨のち晴れと書いて、『はれのちあめと』読んでくれますと幸いです。 　とある日、学校の屋上で晴《はる》は一人の女の子に出会う。 　その彼女は、雨傘奏《あまがさかな…

個人企画に参加したいのですが、増えすぎると管理がきついので一つにまとめることにしました。よろしくお願いします。 企画参加の関係で（三つしか開催しているものを選べない）、もしかした…

生まれたころから晴れを見たことがない、最凶の雨女。レーヒェと名乗る彼女はある日であった訳アリの狼男とともに旅をすることになる。 出会い、別れ、町や村を訪れ旅をする少年少女の物語。

女の子の「君」の気まぐれといい、天然。目立たない「君」を好きになる男の子＿＿。 変わり者の「君」 変わり者の「僕」 の変わり者同士の駄弁り。

かつて授乳期になめたひとつのあめ玉のこと。エッセイのようなもの。

今日もカプセルではヒーローショーが繰り広げられている。アクイは悪意を持った悪役を演じることで、悪役ウスバを「観客」つまり「甘い海」へと戻した。 アクイの名の由来だ…

ネバーランドって"どこにもない国"意味だそうだ。夢みたいな世界を描きながらその不完全さ、実際に存在していないって最初から否定している感じが私は愛おしいと思えた。