「お題で執筆‼︎短編創作フェス」を含む小説

　日本とよく似ているが、どこか異なる国、『ジパング』。その中の一つ、滋賀県にある天下有数の巨城、『安土城』の城主である若き女性が、突然、こんなことを言い始めた……。『この安土の土…

あるワンシーンを描いた掌編小説です。

墨野園。超絶ブラックな児童養護施設。 ドロップアウトした不良とか行き場のない子どもが預けられる場所。 倫理観と道徳が死んだ場所で生きる。そんなゴミ捨て場みたいな施設で生きる人々の…

都会の喧騒から逃れるため、会社を辞めた坂口透は、雪に閉ざされた村で自分を見つめ直すことを決意する。村で訪れたガラス工房で透は工房主の孫、佐藤澪に出会う。透は彼女の作品に魅了され、…

俺は坂上幸也（50）、小さな物流会社の配達員だ。 その日は雪が降るという予報で、急いで荷物の配達を終わらせようと、ワンボックスの商用車を走らせていた。 夕方になり、辺りが暗くなっ…

船形泉子は女子高生である。 彼女には一つの目標がある。 「怪談師にわたしはなる！」 そんなちょっとだけ怖い話シリーズ。 創作フェス向け短編です。

すべての衣食住が保証された世界でも、労働はあるのだ。

魔王を背中に負って旅をする男の話。

　雪降る聖夜に発生した、少年未遂事件。夜明けに公園の雪の上で発見された少年は、既に遺体となっていた。警察はこの事件を自殺と判断し捜索を終えた。納得のいかない親族はある探偵に相談を…

その日も『雪』が降っていた。 バラバラに分解され消却されたはずの情報の粒。 赤、青、黄色と、極彩色に降り積もり消えることのないそれを、私たちは雪と呼んでいた。

ネットワークセンターの神様一年目の出来事。 通信会社勤務のアラサー男子が胸キュンしているはずなのですが……。 寒い話を書きたくなって書いたカクヨムコン短編のお話です。

推しが卒業を迎える日がやってくる。 その日に向かってできることはなにか？

　山田太郎は高校二年生。 　初めての彼女に少々浮かれ気味。 　今日は二学期の期末試験の日。 　けれど、太郎の脳内にはあることが起きていて――。

「カクヨムコンテスト10【短編】」内「お題で執筆!! 短編創作フェス」参加作品 お題：第２回「雪」 『異セカイ文化人類学』本編はこちら https://kakuyomu.jp/…

砂漠を渡る旅人の前に、巨大な石像が現れた。

定期試験終了直後の女子学生の一人語り。 女子学生のクラスメイトの一人、ミユちゃんは、試験期間中、毎朝時間通りに早起きして、勉強していたと隣の席の子に話しています。 ミユちゃん…

黒井学園高等部に入学した白木心（しろきこころ）は、生徒会長にして成績優秀な学園一の美少女である黒井望（くろいのぞみ）の助手となった。放課後行われる秘密の実験に明け暮れている二人。…

季節シリーズ第4弾⭐︎冬⭐︎羽山亮平（14）は学校の問題児だった。いつもいつも悪さをする亮平にしびれをきらした親は、亮平を手放した。 亮平は、里親の元に預けられた。 ●カクヨ…

春野光（はるのみつる）15歳。 僕の高校入試試験は、女神との出会いから始まった。