「他愛」を含む小説

夢と才能がない、２人の人間が恋をする話です

梲の上がらぬとある小説家。妻子有り。執筆と娘の夜泣きとの狭間で、束の間見た夢の記録。

三つ歳が離れていても親友同士のように仲が良く、ブランコに腰掛けて他愛もない話をするのが二人の常であった由宇と奈々子。ある出来事をきっかけに疎遠になってしまって三年の月日が経つ。 …

中学二年生の汐崎湊人（しおざきみなと）には気になっている女子がいる。同じ部活の女の子、小宮山梓（こみやまあずさ）だ。病欠している間に知らない部活に引き抜かれて、美少女と二人で部活…

ただ実際に、私が見た夢を書き起こしたいわゆる夢日記です。 夢を見た後の語り、というよりは夢の中で実際に見た、感じた事を書き起こしているので、読みにくさあると思います。その点は夢…

他愛のない話

　まだ寒さの残る京都の清水寺では、夜間の特別拝観が実施されていた。 　彼氏の洋介とデートする早苗は、彼の茶化すような態度にちょっとイラっとしながらも、楽しんでいた。 　清水寺の舞…

高校生のサトルは毎日昼休みにパンと飲み物を買って学校を抜け出す。 そして近くの駐輪場で自転車に乗り、病院へ駆けつけるのだった。 病院のベッドで最初に口にする言葉はいつも決まってい…

｢なぁなぁ、俺の話。聞いてくれよ。｣ 恐怖体験をした｢貴方｣の友人の話、聞いてみませんか？

主人公の仁はゲームが好きな普通の高校生だった。高校生になって３ヶ月が経った頃、いつも通り親友の龍と他愛もない会話をしていたが、朝のホームルーム途中で意識がなくなった仁はそのまま人…

　とある世界には「不死の魔法使い」と呼ばれる、不老の魔法使いたちがいる。「不死の魔法」を用い、不老の力を得た魔法使いたちを言うが、厳密には不死ではなく、あくまで不老であって死ぬこ…

　俺、河野棟矢（こうのとうや）は今、アホになっていると実感している。 　別にテストの成績が悪いとかそんなんじゃない。これも恋愛という奴のせいだ。 　お相手は一学年下の吉野姫子（よ…

地元の大学に入って間もない坂井倫也は幼い頃からオカルト好きだった。当然オカルトサークルに入っていたがオカルトサークルは坂井と1つ上の先輩である白石歩実の2人だけだった。人数は少な…

アパートとの2階そこに帰る場所があった。 彼女と二人暮し、他愛ない話をして彼女はいつも買い物に出掛ける。そんな毎週の土曜日 「付いて行こうか?」 「大丈夫!疲れてるでしょ」…

小説サイトぴよぶっくに投稿していた「闇塚鍋太郎の日記」です。後にセルフツッコミを加えて、補綴版と称しました。エッセイのカテゴリーで発表してゆく予定でしたが、いくらも経たぬ内にぴよ…

短めの話を集めてみました。別につながりなどありません。

日々、他愛のないことを考えて、１人で勝手に納得しています。暇潰しにどうぞ。

「あたし、大きくなったら、みーくんのおよめさんになるー！」 　幼稚園児だった、倉敷古織（くらしきこおり）の他愛ない言葉。 　言葉を送られた男の子であるみーくんこと工藤道久（くどう…

久しぶりの帰省で友人と再会、他愛もない会話。

ある日、理科室の机に見付けた落書き。その日から、私と“彼”のやり取りは始まった。互いに返事を書くのは週に2回、理科の授業があるときだけ。 他愛のないやり取りをするうちに、私は“彼…