夢路奇譚
ヌイイト
神前の沼
旅の夢許りよく見るのだが、小生にしては珍しきtypeのものを見たので、ここに記す。
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〈某日〉
穏やかな場所であった。
神酒を醸す沼が柵で囲ってある。
中には粥状の液体が浅く溜まり、ところどころに山羊が座り込んでいる。
山羊は巨大な生芋の切り身を与へられ、それをのんびり食んでいた。
そこへ老婆が一人現れ、山羊の芋を横取りして食べ始めたので、沼の番をしている杜氏は叱りにやって来る。
しかし老婆は、意に介せずニヤニヤ嗤っているのだ。
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