「カクヨムネクスト賞」を含む小説

とある会社の出張報告書です。

あの日、俺は呪われた。それ以来、人が人に見えない。 《刑事》として、人の心の闇を覗いてきた。闇を理解するために、犯罪者の思考を追い、心を観察し、その中身を掴むために古今東西の心…

「恥ずかしくて本人には絶対に言えないですけど、とても好きなんです」（※全部聞かれてる） クラスの神崎さんはいつもクールで塩対応。同じ学級委員長を務める俺には特に言葉が厳しい。 …

推しだったゲームの世界に転生したエントは、限界オタクだったため原作キャラ相手にまともに話せず、かつ原作キャラの全盛期に追いつくため生き急いでいた。

　夜道を歩いていると、私のあとをつけ回す男がいる。 　ストーカーだと思って、慌てて交番に駆け込んだ。 　最初は無視されたが、親切な警官二人組が対応してくれて……。 （「小説家に…

星野陽葵、中学一年生。部活で骨折をして偶然同じ病室になったのは、君だった。 君は人生に失望して、これからに希望を見いだせていなかった。 ねぇ。 夜明けを探してみない？ こ…

お題で執筆!! 短編創作フェス　第４弾 「帰る」で書いた短編です。ファンタジー？です。

言葉で伝えるのが苦手なユズリと、言葉で伝えたいマユリ。 同じ部屋で暮らすふたりは、ささやかな日常の中で、少しずつすれ違っていく。 やがてマユリは「好きなら言葉にしてほしい」と…

放課後の小さな公園で孤独にサッカー練習をしていた少年は、ベンチにいた黒ずくめの女性と出会う。スマホ越しに見えたサッカー動画をきっかけに、ぎこちなくも奇妙な交流が始まり、少年は初め…

うちのお兄様はシスコンである。私が婚約するなんて伝えられるわけがなかった。 お父様たちから口止めされて早三ヶ月、婚約式まで残り三日。本当に、このまま何も言わずにいて良いのか？ …

幼馴染の女子が因習村の生贄になって死ぬ話です。 ※ 短編として完結させていますが、いつかその後を書けたら良いなという気持ちを込めてカクヨムネクスト賞のタグをつけてます。

眠たい、眠りたい。とは言ったものの、なかなか寝つけない人も多いだろう。そんな時はこの私、寝かしつけ屋にお任せあれ！　貴方に安らかな眠りをお届けします。

理系の常に世の常識を覆す発見は、文系の人間が統治しようと「創り出した」神の世界にとってはジャマだった。。。 ド文系の人間がリスキリングをすると、こんなことを考えるようになる。 …

気だるげで怠惰に見える女、ニウイ。 彼女の仕事は、誰もやりたがらない雑務を引き受ける【始末屋】。 掃除道具と不思議な生き物ギュプルを相棒に、街の人々の暮らしを守り続ける。 一方、…

方向音痴な勇者に転生した男。 男は魔王を倒すために冒険するが、順調にはいかず……。 運だけが仲間です。 魔王様がかわいいね。 ノリと気合だけで描いた作品なので大目にみていただけ…

治安が崩れた街を生き抜く治安維持部隊のミツヤと、その懐刀カンナ。冷徹で不器用な男と、天性の勘を持つ女――互いに言葉にはできない想いを抱えたまま生きている。冷たく乾いた日々の中で、…

36歳、薬草採り専門の冒険者・レイジ。 モンスターは絶滅し、残った仕事は錆びた金属生物「テツマル」に油を差すだけ。 それでも穏やかで幸せな日々だった──はずだった。 ある日、病…

とある世界の公爵令嬢に、異世界の少女が転生した。 彼女は自分が恋愛ゲーム中の『悪役令嬢』であり、どのルートを辿っても1年以内に死ぬ運命であることを知っていた。 絶望する少女。 …

織田信忠は、本能寺の変の前夜、父・信長を訪れていた。そして信長から、織田家の――信忠の今後と、明智光秀の今後についての考えを聞く。それを知った光秀は……。

慶長二十年五月。大坂の役（大坂の陣）の夏の陣が始まった。将軍家兵法指南役・柳生宗矩は、同じく警固役の「九州の鶚鷹（みさご）」 立花宗茂と共に、将軍・徳川秀忠につき従って岡山口に来…