「ゆきじかん」を含む小説

家を飛び出し無一文、裏路地暮らしのクラバはある日、画家に拾われて、彼と１年半、共に過ごすことになる。 草森ゆき様の自主企画、 『死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ』 参加作…

地下鉄に揺られていて、ふと目を覚ますとそこはもう今まであなたがいた世界ではない。大丈夫、目の前の猫がきっと案内してくれる。

この地上の世界の遙か下。 淀んだ海流は、死んだ鯨は海底に積もり、砂泥の毛布で彼らを眠らす。 眠りについた鯨たちは、毛布の下で静かに朽ちてゆき、その巨体を大地に返す。 そう、此処は…

高校3年生の佐藤たまきはちょっと変な子。唯一の友達はゆきちゃんだけ。 そんなある日起こった一大事！！ たまちゃんどーする？

高校生になって初めての夏休み。俺――荒木優平は初日から風邪を引いてしまった。そんな時、幼なじみである坂本透ことゆきねえが看病しに来る。

マフユフミの詩のかたまり、第８弾。 日常、思い、風景、さまざまなものを言葉にしてゆきます。

東京都黄金区、人口三十八万人。 日本で一番、金持ちが集まる地方自治体である。 そしてそんな金持ち達を利用して金を稼ぐのが、自他ともに認める関東一の（守銭奴）探偵・東敏行（あずまと…

友人の部屋にルームシェアすることになった篠崎ゆきは、引っ越してから三ヶ月、家が変わった以外は今まで通りの日常を送っていた。隣は赤ちゃんがいる家族と一人暮らしの背の高いあまり表情の…

遠野歩様の自主企画に参加したくて書き下ろしました^^ 待ってましたの企画、ありがとうございます♬ カクヨムに出逢い、 さまざまな人々の生み出す文字のパレードに出逢い なんだか楽し…

俳句２首。

平民でありながら、美しい歌声で王国人々の病や怪我を治してきた、たった一人の聖女、キャンベル・ノイージアは偽聖女の汚名と共に、魔塔へ幽閉される。 王太子はキャンベルとの婚約を破棄し…

　ある一冊の本を巡る物語となります。 　本は時代を経るごとに読み継がれて、そしてそれぞれの想いを芽吹かせてゆきます。他人から家族になって更に先を紡いでゆく…。 　そこにはいつも「…

【第9回カクヨムコン応募作品】 　専門学校に通う清水 桜良（きよみず さくら）。母に愛されず、どこか生きている心地がしない毎日。ストレスの中で桜良は、オーバードーズに手を出して…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト　【短歌の部】二十首連作部門 文豪の名を歌の中に詠み込みました！ 折句です。 折句とは、例えばこんな感じ。 からころも きつつなれにし …

わかったような顔をして、 わかったようなことをいう小賢しさ。 それでもきっと、この一握のどこかに、 わたしの純真があるような、 そんな気がしたいのです。 まるで口笛のような、 命…

ある日、地球に降り注いだ隕石。それ自体はさほど被害はなかった。その隕石に付いてきた寄生型エイリアン。その小さな来訪者たちは意志と知力を持っていた。悪意を持つ無数のエイリアンは悪人…

日々の暮らしの出来事を三十一文字に落とし込んだ、生活密着型短歌を詠んでゆきます。ちょっとクスッと笑っていただければ幸い。不定期更新です。

この世界では 魔法をつかえばつかうほどに 記憶を、感情を──こころをなくしてしまう。 魔法使いの成れの果て 【もぬけの殻の魔法人形】たちは 魔法館で暮らしていた。 館の主は…

　好きな人と付き合うため、転生を繰り返す少女、美澄はな。白井ゆきはそんな彼女と共に転生を繰り返し、真摯に恋路を応援してきた。 　転生するたび可愛さの増していくはなだが、未だ恋は実…

桜井央佳（さくらい　おうか）と不破雪柾（ふわ　ゆきまさ）は彼女が欲しい幼馴染の男子高校生。 不思議な声を聞いた翌日に央佳は女の子になってしまうのである。そんな央佳に恋をしてしま…