「もっと」を含む小説

僕、瀬和津久志（せわつくし）は、少し家事が得意なこと以外、特に取り柄のない男子高校生である。 そんな僕が、ひょんなことから大好きだった女性ライトノベル作家、『七色咲月（なないろ…

雑草魂なんて一丁前に語る奴らは来んじゃねー。 俺はもっと、深く、暗く、絶望的な話をしてるんだよ。

少し地味な女の子、彩羽は新たな友達2人が出来る。 初めて出会った電車で、凛へのイメージは最悪だった。 同性愛の子、異性愛の子。 様々な思春期の女の子達が葛藤し、かつ、少し切な…

ぜんぜん違うところに住んでいるふたりが出会うお話です。

血の繋がりが無い兄妹の関係は、兄と妹で距離感が大きく違っていた。血の繋がりが無い妹のことを【さん】付けで呼び、妹である彼女は兄の俺を【くん】付けで呼ぶ。それはとても、いい響きで何…

「おい、アルス！　お前は今日限りでこのパーティをクビだ！」 【勇者】レオンに突然呼び出されたアルスはパーティからクビ宣言をされた。 アルスは【ポイント・エージェンタ】というユ…

※歴史・時代・伝奇ジャンルで日間・週間・月間1位、年間6位 「あーあ、もっと趣味の歴史の研究をしておくんだったな」 　主人公、八咫三郎（やたさぶろう）はブラック企業にこき使わ…

人は簡単に、死ぬくらいならもっと頑張れと言う。 人は簡単に、生きたいと願えば、願いは届くと言う。 生きるのが『救い』なのか。 死ぬことが『救い』なのか。 そんなのは人にとって…

悪魔のセリフだけの、超短編です。 次の作品を見て、思い浮かんだ作品です。 イラスト：もっと私を綺麗に飾って　https://www.pixiv.net/artworks/8386…

ボク（夏希）は高校の寮で生活している。 寮は２人１部屋で、ルームメイトは同学年のカッちゃん（勝也：カツ）。 寮には仲良しの先輩が２人（光弘先輩と、翔先輩）いて、寮でもお休みの日で…

当たり前なんか、なかった。 毎日の生活を大切にしなきゃいけなかった。 もっとたくさん思い出を作りたかった。 もっとたくさんケンカもしたかった。 もっといっぱい｢ありがとう｣を…

ものの見方も、捉え方は千差万別。共感する人いるかもしれないし、反発する人、不快に思う人もいるだろう。でもこれは、1人の人間が考えただけのこと。興味や感情の赴くままに。そんな奴もい…

僕は農家の息子。彼女もいて、彼女は農家の娘。 出逢いは農協で収穫したミニトマトを持って行った時に何度か逢っているので声を掛けたのがきっかけ。 僕は相手の心が読める。このことは、家…

これはあなたたちとはちがう時代、わたしたちの時代のお話です。 わたしはあなたと手をつないだ人です。 わたしと手をつないでくれてありがとう。 これからあなたに『あるお話』を見せます…

幼馴染のオタク女子三人が、数年ぶりにリモート女子オタ会をすることに。お題は「アニメのＯＰ（オープニング）・ＥＤ（エンディング）」。 （もしギリギリアウトだったら教えてください…

長い闘病生活の中で、育まれた家族の愛情をこれ見よがしに書きました。もっと書きたいことは山ほどありますが、彼らに対する感謝を込めて書いたつもりです。

智也はもっと近くで花火が見たかった

両想いなはずなのになんだかもどかしい。 音楽も絡むと普通の恋愛とも勝手がちがう？ 10歳上のお姉さまに育てられるアーティスト男子奏汰(かなた)には、いずれ夢か恋愛か選ばなくてはな…

気が付くと、そこは過度に眩しい光の世界だった。そこに居た「私」には記憶も感覚も無く、時間の概念もあやふやだった。抽象画のような空と大地、それと駅。何処からともなく流れてくるピアノ…

その日、すべての国民が同じ夢を見た。今から三年後に魔王が復活し、国に絶望の時代が訪れるという夢を。そして、長い戦いの中で生まれ、魔王を倒し英雄となった少年は夢を見る人々に訴えた。…