「聞いたこと」を含む小説

ある日、魔法使い——早苗ミヨは瀕死状態で突然未来世界にタイムスリップした。 目覚めたら、なんとアンドロイドになってしまって、魔法も失った。 まさに魔法使い生涯最大のピンチ！ 「…

「勝てば官軍、負ければ賊軍」というフレーズは、誰しもが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。これは明治維新の折、西郷隆盛が信念としたとかしないとか言われますが、日本に限らず…

ニサップ王国の名家ビジャフランカ侯爵家には娘が二人いる。姉のアレハンドリナと妹のグアダルペだ。 アレハンドリナはグアダルペの奇行に困っていた。 グアダルペが自分に何を望んでいるの…

アテドが勇者となってから広がった世界と知識。 勇者となって故郷を出るまで見たことも聞いたことも無いことを知り、選択する。

隣の席の謝花（じゃはな）さんは、絶対に喋らない。 中学生の頃から、一度も彼女の声を聞いたことがない。 だがそんなことはどうでもいいのだ！ こんなに純粋で優しくて可愛い人は他にい…

一ノ瀬小春は卒業生の残した音楽テープを楽しんでいると、悪夢によって意識を失う。そのテープは食害によって亡くなった生徒の作った音楽だった。音楽を聞いたことで、小春の首にはロープで絞…

カクヨムWeb小説短編賞2023応募作品です。 僕の名前は「｜蒼 敬四郎（あおい けいしろう）」歳は19才。 今年大学に入学したため一人暮らしすることなったんだけど普段なにも…

名古屋で生まれて育った僕が、聞いたことも無い広島県のディスカウントストア会社に就職したのは、卒業すら危ういほどに大学に行かなかったことがそもそもの理由だった。 何にも興味が無く、…

日本全国の28都道府県、89区市町村の121か所で確認出来ると言われる 八百比丘尼の伝説。平安時代に生まれ、 福井県小浜市は空印寺の洞穴に住んでいた、不老不死の美しい少女。 その…

世界の全てを知るために、人生を賭けた男がいた。 何故神は人を創り、魔物を生み出し、戦争を始めさせたのか。 それを知る為だけに生きた男は、真理に到達する目前に命の灯を消してしまう。…

「私決めました！　ここを私の秘密基地にします！」 「いや、帰れ！！」 「そして、あなたは私の夜のお相手にしてさしあげます！」 「だから、帰れ！！」 　星を見たくなったのが全…

　皆さんは「村八分」という言葉を聞いたことはあるだろうか。村社会の中で、掟を破った者に対して私刑を与える……まぁそんな感じだ。いじめ、追放、傷害、果てには殺人。明らかに時代錯誤も…

乙女ゲームの個人開発で生計を立てていた早乙女美月。 だが個人開発で食っていくことに限界を感じていた。 意を決して就活、お祈りの荒らしを潜り抜けようやく開発者に……と思ったらテスト…

時間を掛けて書いた文章を一瞬にして消してしまう、妖怪『文字消し』。 作家達を襲う恐怖の妖怪の噂を、聞いたことはありませんか？

　僕こと成田（なりた）は大学を中退した引きこもりだ。 　今日もベットの上で寝転がる。 　さっき呑んだ酒が効いている。僕は胸を掻きむしる― 　すると。僕の手は沈み込み。自分の心臓を…

15歳になると天からギフトという能力を授かる世界。 この世界ではギフトの優劣で人生が決まるといっても過言では無かった。 その中で俺、ルーク・クルトは、誰も見たことも聞いたことも…

「宝くじが当たる人は決まっている」なんて聞いたことがあるけど、実は高額当選者なんて、いないんじゃないかと思う。 だって身近に〇億円当たった人がいるなんて聞いたことがある？ でも僕…

じりじりと地面を焼く太陽。 どうしてその音を知っているのだろう。 香鳴裕人様　[第3期] 同題異話SR -August- 『太陽の音を忘れない』 https://kakuy…

全力で戦うことのできる相手がどこを探しても見当たらず、武者修行中の黒須は退屈していた。『どうか見たことも聞いたこともない難敵と巡り合わせて下さい』と、大して信じてもいない神仏に祈…

　最凶最悪の魔王グランジェスタを討伐した大勇者アレフ。しかし、死に際に放った自滅魔法に巻き込まれて死亡してしまった。目が覚めるとその場所は見たことも聞いたこともない言語で話す世界…