「『かけら』」を含む小説

立待月の夜、チョコレートをほおばる。 それは５度目も渡せなかったチョコレート。 ひねくれた自分の喉へ、押しこめて。 ＊＊＊＊＊ 実につまらない夜だから 一かけら　一かけらだけ…

気が多い方だと思う。 想い焦がれる人がいても、目移りして すきを散らす。 残りの人生に きらいを書く時間は ない。 もう郷愁だけで 生きていくつもりだった。 でも 人生は予測…

青春にまつわる短編集。 なるべく甘め、でも時々酸っぱかったりしょっぱかったり。

幼馴染の青津桂と森山実、 ずっと一緒だと思っていた ずっとふたり一緒にいられると思っていた。 しかし世界は動き、すれ違っていたふたりは永遠に離れ離れになってしまう。 再び会える…

無職の男、マキエ・シロウには「妖怪を引き寄せる」という「特技」があった。「妖怪を引き寄せても、自らは妖怪を見る能力のかけらもない」という彼の能力は、妖怪だけでなく、彼の能力を利用…

話の断片を三つ綴ってみました。 ・なんの抵抗もなく、するりと嘘をつく。 ・隣席の子供の問題集を覗く。 ・『高瀬舟』を知らない老人。 ＊「小説家になろう」に投稿しています（名義…

ホームレスの写真を取っていた僕は老人から不思議な話を聞いた……。 この作品は、2016年5月28日公開時、現代ドラマ週間ランキング第1位でした！ ありがとうございます！^^…

宇宙人をストーカーした罪で警察に捕まった僕は、それが縁で中学生のときの同級生「ユカ」と再会した。 漢らしくて乱暴者のユカ（性別：女）は、オタクで引きこもりで女っ気のかけらもない僕…

身の回りにあるありふれたモノたちは、その由来を遡れば宇宙のどこかの星で生まれました。 そういったモノたちが、自分の旅してきた昔を振り返って語ってくれたら、どんな冒険が聞けるので…

流れ星に三回お願いしたら叶うって、一体誰が言い出したんだろう？ 「いいこと思いついた。流れ星が消える前にさ、捕まえちゃえばいいんだ。そしたらお願いし放題だよ」 リューとウィル…

物語のかけらは世界にたくさんひろがっている。 創作者というのは、それを集めてみんなに見せるお仕事。 作家も声優も役者も創作者。 人は生きてれば必ずなにか創りだすから創作者。 みん…