角川文庫キャラクター文芸9月刊4作品(9/24発売)をご紹介!!

『帝都の鬼は桜を恋う』

著:卯月 みか/イラスト:桜花 舞

古来より、異能を持つ美しき“鬼”が存在する日本。彼らは人間と同じ見た目ながら容姿端麗で、あやかしたちを従えて幕府を陰から支えていた。 だが時は移り、新たに権力を握った明治政府は彼らの力を恐れ、陰陽師に鬼やあやかしを狩り尽くすよう命じ、両者は敵対していた――。
駆け出し陰陽師の桜羽(おとは)は、幼い頃に赤髪の少年の鬼に母親を殺され、それ以前の記憶を失っていた。 身寄りを失った桜羽を引き取り育ててくれた陰陽寮の長官・月影冬真(つきかげ とうま)への恩返しと、鬼への復讐を誓って任務に励んでいたある日、鬼らしき女を追った先で、桜羽は美しい鬼の頭領・焰良(ほむら)に捕まり、彼の館に軟禁されてしまう。
燃えるような赤い髪と瞳を持った焰良こそ母の仇だと確信した桜羽は密かに命を奪おうとするが失敗し、さらに館から解放されるために一時的に彼のパートナーとなるはめに。 けれど、敵のはずの焰良はなぜか桜羽に甘く優しく接してきて……? 明治あやかし溺愛ファンタジー!

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『男装の華は後宮を駆ける 二 亡妃の翡翠』

著:朝田 小夏 /イラスト:ゆき哉

宮中を揺るがす事件から半年が過ぎた春のこと。 重牛節の宴に呼び出された外戚令嬢の芙蓉(ふよう)は、酔い覚ましにと後宮を歩いていたところ、かつて罪を犯した魯淑妃が住まう冷宮から火の手が上がっているところを目撃する。 火は消し止められるも、宮殿は全焼。魯淑妃(ろしゅくひ)は焼死してしまう。 失火による事故死と思われたが、亡くなった魯淑妃の口からは、謎の翡翠の飾りが発見され、不穏な事件の可能性が浮かび上がる。
事件の調査のため、秘密裏に皇帝とやりとりする必要が生じた皇太后は、再び芙蓉を皇太后の文使いに任命。 芙蓉はまた身分を隠すために男装し、皇帝側の文使いの蒼君(そうくん)と酒楼で落ち合う。 再会の喜びもつかの間に、芙蓉は蒼君が事件の捜査を命じられていることを知り、共に捜査することに。 しかし、翡翠の正体に迫るほどに、2人の身に危険が迫る。 果たしてこの翡翠の正体は一体……?
後宮を揺るがす悪を見つけ出せ!
両片思いバディのノンストップ中華ファンタジー!

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『聖獣の花嫁2 癒しの乙女は優しき獅子と愛を紡ぐ』

著:沙川 りさ/イラスト:憂

家族から虐げられていた孤独な少女リディアは、国生みの聖獣エルヴィンドの花嫁となった。ぎこちないながらも夫婦として愛を深めていく2人。けれど、国の孤児院の子供だけに謎の病が流行し始める。どうやら原因はエルヴィンドの片割れ、ユルドにあるようで、唯一の対抗策はリディアが作る聖獣の加護を持つ薬。しかし量が圧倒的に足りない。リディアたちは薬を量産する方法を求めて北部の都市ヘイエルダールに向かうが――。

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『祓屋天霧の後継者 御曹司と天才祓師』

著:竹村 優希/イラスト:うごんば

祓屋の名門「天霧屋」。その末裔の三善天馬は、自分が家督を継ぐことに乗り気ではなかった。 理由は父の最期。悪霊を祓う中で命を落とした父を見て、この仕事に疑問を感じ始めたのだ。 そんな中、現当主が突如、「次期当主は世襲を廃止し実力を以て決定する」と宣言。 戸惑う天馬だったが、余所者の天才祓師、真琴が金銭目当てで名乗り出る。 ルール無視で悪霊を祓いまくる彼女を、天馬は警戒するが……。
オカルト謎解き物語、堂々開幕!

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