第3話 AI技術の発展と仮想世界の創造
現在AIが急速に発展していて驚きますよね。イラストや声も学習してどんどん技術が進化していってます。
AI技術の発展と同時に仕事を失うかもという不安を抱える人も多いですよね。人は生きるためにお金が必要ですし、なにより人は誰かに必要とされる、誰かの為に貢献することで生きている価値を実感できる生き物なので。
人は『個』で生きていける生物ではなく、人は『集団』という社会を築いて生きている生物なので。社会を築く上では承認欲求というもの必要不可欠だったりするのかもしれません。過ぎた欲望は身を滅ぼすので注意が必要ですが。
人という生き物が何故地球で覇権を握るようになったのか。それは高い知能を持っていたからではなく、『フィクション』を信じることができて、社会という名の集団で行動できるから。だからこそ人が地球の覇権を握ったと動画で見ました。
『フィクション』は非現実的で『正しく』はないことですが、『フィクション』という名の嘘は人の心を『豊か』にしてくれます。非現実的なものといえば魔法、空想、アニメ、ドラマ、漫画、小説、ゲーム等々。
今の日本でフィクションの世界が魅力的に感じるのは、『豊かさ』よりも『正しさ』が強くなっているからだと感じています。学校は人に知識を与えると同時に競争することを強いてきます。競争すること自体は『正しい』ことですが、そのぶん協力という名の『豊かさ』は減っていきます。
競争は勝者が出ると同時に敗者が出るので、人間という集団でみた場合は『豊かさ』は減っていきます。『正しさ』は悪いものでは無いですが、行き過ぎた『正しさ』は心に苦しみを与えます。
長くなりましたが本題に入ります。AI技術の発展は人の生活を劇的に変えていくでしょう。しかし、仕事が減って存在意義を失った人。そんな人々が目指すべき場所が仮想世界なのではと自分は考えます。
AIの発展により現実での仕事を失った人たちが、仮想世界という異世界で、なりたい自分になって第二の人生を歩んでいく。それは素敵なものだと思いませんか? AIの進化と同時に仮想世界を創り出すということ。
地球上の資源は有限です。では、地球を模した仮想世界がもしも誕生したとしたら仮想世界の資源は……物の価値は重要なので、管理は必要でしょうが無限に生み出せるでしょう。
仮想世界に価値あるものを生み出せれば、地球上の有限である資源も消費が少なくなるかも知れません。そうすれば環境的にも優しくなれます。
仮想世界で人が誰かに貢献することで、貰える貨幣が現実でも反映されれば、AIに現実での仕事を奪われても問題ないでしょう。変わりに現実世界で人の手が必要な仕事(インフラ関連)は仮想世界でも使用できる多大な報酬が必要でしょう。
そんな非現実的な仮想世界ですが、動画上での『VTuber』や『ストグラ』なんかを見てると実現可能な気がしています。何度もいうようにAI技術の発展が必要不可欠になっていくでしょうけど――。
仮想世界を生み出す為には、日本の多くの会社の『協力』が必要になると思います。より良い仮想世界を作る為の『競争』も必要でしょうが、最終的には『協力』するべきでしょう。
そんな世界を誕生させるなら、政府も管理に携わるべきでしょうし、会社の『協力』、国家の『協力』、国家間の『協力』というように徐々に規模を大きくしていって、最終的には世界中が『協力』して生み出されるべきでだと考えます。
――非現実が現実になる魔法のような世界。
現在、そんな仮想世界は妄想ですが、そんなフィクションは明るい無限の未来を想像させてくれる。そう感じます。
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