第6話 ラーメンから考える物語創作

 タイトル通り、ラーメンという食べ物から物語創作について考えていきたいと思います。


 何故ラーメン!? と思われたかもしれませんが、個人的に似ている部分が多いと感じたからです。

 物語=ラーメンと言っても過言ではないでしょう(暴論)


 物語にも、異世界、ファンタジー、恋愛、ミステリー…………等、様々なジャンルがあります。

 ラーメンにも、豚骨、醤油、塩、味噌……等、種類がありますね。

 自分はファンタジー豚骨が好きです(笑)


 それで、まずはタイトルの重要性から考えていきます。

 突然ですが、店で豚骨ラーメンを頼んで醤油ラーメンが出てきたらどう思いますか?


 まぁ、不満ですよね。


 WEB小説を読むときに、最初に読むのはタイトルで、物語の内容がタイトル通りに作れているかどうかが一番重要になってくるでしょう。


 これが小説や漫画だと表紙のイラストで人を惹き付けられるのでしょうが、WEB小説だと『タイトル、キャッチコピー』の二つでまずは勝負するしかないですからね。


 ここで自分の作品のタイトル名を見てみます。


『始源の女神と終末の黒竜 ~女神と竜は地上巡りの旅に出る。そして迎える最期の物語~』


 改良の余地はあるかもですけど、処女作ですし、今のところはこのままでいこうと考えています。どかんとしたインパクトが薄い気がしますけど……。



 アニメ化している作品はタイトルで内容がある程度把握できるようになってますよね。

 例えば……。


『転生したらスライムだった件』

 RPG慣れしている人からすれば、スライム=雑魚敵。そんな読者の常識を覆す物語展開に引き込まれます。


『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』

 無職という言葉もマイナスなイメージを与えてきますね。そんな主人公が転生して変わろうとする話。


 考えてみると弱さや不安を想像させるネガティブな言葉には人を惹き付ける力があるように感じます。

 週間ランキングでタイトルを調べてみた結果。

※多いので読み飛ばし可。


『雑魚(スライム)、追放、レベル1(レベル0)、悪役、モブ、田舎、最低(最弱)、最悪、底辺(最底辺)、才能なし(無能)、呪い、ヤンデレ、ハズレ(外れ)、最下位、クズ、落第、落ちぶれ、社畜、おじさん、オッサン、滅亡、鬱(鬱ゲー)、失望、破滅、魔物、魔力ゼロ(無し)、悲報、悲劇、失う、裏切り、全滅、悲運、アンデッド、左遷、化け物、狂う、売れない、貧乏、引退、奴隷、敵国、傷心、Fランク、過酷、浮気、エロゲ、NTR(寝とり)、敗北者(負け)、絶望、自殺、デブ(豚)、非モテ、独身、童貞、彼女なし、女難、セフレ、クビ、人質、凡庸、余り者、闇堕ち、末端、裏社会、嫌がらせ、極悪、平民(一般)、悪人(悪人面)、脳筋、退学、暗殺者、魔境、ゴミ、醜女、怠惰、逃亡、拒否、地味、置き去り、ブラック、辺境、難民、冷遇、虐め(虐げ)、罪、ピンチ、処刑、爛れ、トロル、生け贄、孤児、廃嫡、逃亡、自堕落、黒幕、魔王、邪魔者、生身、崩壊、陰キャ、不良、傲慢、嫉妬、異端、バカ、劣等、パワハラ、無自覚、TS、貞操逆転、デスゲーム、バランス崩壊、禁忌、不器用、ノロマ、盲目、冴えない、嘆き、亡霊、悪逆非道、暴虐、誘拐』


 七割以上のタイトルに上記の文字が入っていたので、昔から現在まで、マイナスな言葉が持つ、人を惹き付ける力は凄まじいものがあるようですね。


 ただ物語内容は早い段階で成り上がりや、そのキッカケを起こしていくでしょうし、主人公自体も負けることのない強さを持っているでしょうから、マイナスなワードは物語というラーメンを美味しく食べてもらう具材に過ぎないのでしょう。


 上記のワードを見ていると確かに自分の作品のタイトルはインパクトが薄いですね(笑)


 テンプレという食材を使い、いかに自分の物語を読者好みの味に調理するか、それが書籍化するための近道なのでしょう。


 じゃあ何故テンプレに沿わずに物語を書き始めたのか。


「自分が書きたい物語を、書きたいから!」


 趣味だからこそできる書き方ですね(笑)


 そもそも物語を書くことすら初めてなので、目的はメディアミックス化。……というよりも、文章力を磨くことやシナリオを作る力を身に付けることです。 


 文章力やシナリオを作る力が身に付いたとしたら、たとえ書籍化されなくても選択肢が広がりますからね。


 RPGツクールを使ってゲームを作り出しことも可能になってきますし、『SKIMA』というサイトで小説の依頼を受けたり、逆にイラストの依頼したりもできるみたいですし、考えれば考えるほど夢が広がりますね。


 そんな夢を現実にするためにも、まずは物語の完結を目指して頑張ろうと思います。

 

 目指せラーメン屋の店主!!(違う)


 


 

 

 


 


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