第20話 記憶力
今回は「記憶力」をテーマに書いていこうと思います。書いておいてなんですが、自分は脳に記憶をするのが苦手です。気付いたら忘れていることなんて、多々あります。
学生時代なんて記憶力がないのに、勉強に対してもやる気がないという。そりゃ成績も悪いですよね(笑)
じゃあ社会人になって、どうやって仕事をしているのかというと、同じ動作を何度も何度も反復動作をすることによって、潜在意識に記憶させています。
見ただけで理解できるような記憶力は、自分には無いものなので、記憶力の良い人たちを羨ましく思うこともあります(笑)
とはいえ、記憶力が悪いことにもメリットはあります(ドンッ!)
それは、良いことも忘れてしまうことがある反面、悪いことも忘れるのが早いということです。嫌なことがあっても、寝て起きたら、大体どうでも良くなってるので、瞬間的なストレスには耐性があります(笑)
物語を書くために、たくさんの創作術の本を買って読みました。一時的に賢くなった気にはなれましたが、お察しの通り、記憶力の悪さから役にはたっていません。
どれだけ情報をインプットしようとしても、そもそも記憶力が悪いので、すぐに忘れています。
「もし自分に完全記憶能力があったらな」
なんて空想することが結構あります。
そしたら数多くの資格を取れるでしょうし、物語の書きかたやイラストの書きかた。漫画の書きかたやゲームの作りかたも全て思い通りなのでは? と妄想してます。
まぁ現実の自分を見たらそんなものはただの幻想。いるのは不完全な記憶力を持つ自分自身だけです。
ここまで記憶について、わりとマイナスなことを書いてきました。ですが、自分自身の好きなことや得意なことを知ることが重要であると同時に、自分自身の嫌いなことや苦手なことを理解することも、重要なことだと思います。
記憶力がないという自分がいるのであれば、それに対してどう向き合うか、それを考えることが自分が成長するための鍵だと思っています。
記憶力が無いのなら――――
・メモを取ればいい。
自分が思い出せるように、メモを取れば、必要な時にメモを見て思い出せます。
「脳に記憶できないのであれば、紙に記録する」ですね!
・反復動作による潜在意識への記憶。
これは記憶したいことを習慣化することによって、潜在意識に記憶する方法です。最初はメモや覚えたいものを見ながらで良いです。見ながら反復動作で記憶していき、見ないで反復動作で記憶していく。それが出来れば潜在意識への記憶は成功といえるでしょう。
とはいえ複雑な情報であればあるほど記憶するのに回数を必要とするので、複雑な情報をいかに簡略化できるかが大切に思えます。
脳に記憶(インプット:習得)できないのであれば、紙に記録(インプット:習得)すればいい。
あとは反復動作(アウトプット:活用)によって、潜在意識に記憶する、ということですね!
それを実践できれば、自らの成長を実感できます。
作品を作るのは作者。そしてより面白い作品を作りたいのなら、作者自身の努力は必要不可欠です。
記憶力という才能が無いのなら、自分なりのやりかたでそれを補う必要があります。
自らの才能を磨くことは確かに苦労が多いでしょうが、しかし、苦労したぶんの達成感と幸福感は得られるはずです。
例えば、インスタント食品を作って他人に感謝されるのと、自らの手料理で他人に感謝されるのとでは、得られる幸福度は全然違います。
叶えたい理想があるのなら日々の小さな努力の積み重ねが大事になってきます。
一日100円の貯金でも1ヶ月後には3000円、一年後には36000円になります。
日々の努力による、成長の実感がわかないのであれば、紙のノートを買ってモーニング・ページなり、日記なり、イラストなりを書いていけば、自分の成長が目視化しやすくなります。
今日覚えた知識を、記憶だけで紙に書くことができれば、それは自分自身の力になったということです。次の日も記憶だけで書くことが出来たのなら、その記憶は、より強固になったといえます。身につけた知識は、知恵として応用することができます。
「記憶力」という能力。自分にはないそれを補うためにも、今日もメモを取り、記憶したい知識をできる限りのアウトプットして自らの成長に繋げていこうと思います!
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