第9話 カクヨムコンテスト10
今回は、カクヨムコンテスト10について書いていきたいと思います。自分が物語を投稿し始めたのが8月頃からなので、カクヨムコンテストへ参加するのは、初めてになります。
正直、良質な物語が多く投稿されているカクヨムで、コンテストに参加する大勢の人たちと競争して受賞だなんて無理だ! と思われるかもしれませんが、自分もそう思っています。
しかし、このコンテストに参加する上での真の価値とは、夢を見れること、そして明るい未来を想像できることだと、自分は考えています。
例え話をするなら、宝くじでしょうか。宝くじを確実に当たると思って買っている人は少ないかと思います。当たる確率なんてめちゃくちゃ低いですからね。でも買えば当たる確率は0%ではないんです。買わなければ0%でしょうが、一枚でも買えば、そこに当たる可能性が出てきます。
そうなると、人は夢を見ることができるんですよね。今の時代、お金が絶対的な価値を持っています。宝くじが当たったら、あれを買おう、あれを食べよう、旅行に行こう、いまの仕事を辞めてもっとやりたい仕事をやろう等、幸せな妄想ができるようになります。
「宝くじが当たったら」という、明るい妄想が現実になる可能性は限りなく0に近いのでしょう。だけど、考えるだけで、想像してみるだけで、人生が明るくなります。そして、「宝くじが当たったら」という妄想の中には、自分自身が真に求めているナニカへのヒントが隠されているかもしれません。
人との会話でも「もしも宝くじが当たったら」という話は、自分としては好きですね。その人の趣味、やりたいこと、どんな生き方をしたいかなどが聞けたりするので。
だいぶ例え話が長くなりましたが、カクヨムコンテスト10の話に戻りたいと思います。なぜ宝くじに話を例えたかというと、自分自身カクヨムコンテスト等のコンテストは、創作者にとっての宝くじのようなものだと考えているからです。
しかも創作者にとっては、宝くじよりも夢を見やすいものだと考えています。宝くじは頑張っても、当選確率は変わりません。沢山買えば、上がるかもですがオススメはしません。それに対して、小説のコンテストは作者がより良い物語を作ることが出来れば、受賞される可能性は上がりますし、沢山の物語を書いていくことでも、受賞できる可能性が上がってくるでしょう。
創作活動はスポーツ以上に、人生をかけられるものだと思います。前の話で紹介した「誰が勇者を殺したか」の作者である駄犬様は、小説のあとがきで、なろうで書き始めたのが44歳の時だと語っていました。年齢を重ねるごとに、自分自身が経験を積むごとに、磨かれていくものが、物語だと自分は考えています。
しかし、自分自身も現在進行形で実感していることが、物語を創作することは難しい、ということです。頭の中の想像を文字にして書き起こすことのなんと大変なことか……。
そこで使うのが「カクヨムコンテスト10」という武器だと思いました。コンテストに参加するということを目標にして、作品を書き進めるのです。参加しても受賞できる可能性はかなり低いでしょう。しかし、自分の頑張り次第でその可能性は上げられますし、参加するだけでも、受賞できる可能性は出てきます。
もしも、自分の作品が受賞したらな、だったり、選考を突破できたらな、という前向きな思いは、物語を書くことへのモチベーションになります。そして、物語を書くという行動を起こすきっかけになります。
カクヨムコンテスト10は2025年の2月まで開催されます。今から来年の2月まで、自分自身の創作意欲を高めてくれる、そんな武器がカクヨムコンテスト10なのです。
いかに良い物語を書けるかは、自分との戦いになると思うので、その戦いを有利に進めるためにも、使える武器は使おうと考えています!
諦めずに、書き続けることができたのなら、カクヨムコンテスト20ぐらいまでには、何かしらの結果が出ているといいなと思っています(笑)
物語の作者のみが買える「カクヨムコンテスト10」という名の夢のチケット。そう思うと創作活動は人生を鮮やかにしてくれる。たしかにそう感じます。
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