第8話 四緑木星とは
四緑木星の象意は八卦の「巽」が当てはまる。そちらの象意も参考に。
【基本的な意味】風{空気}、遠い{旅行}、活動{成長、多忙}、社交的、雇用{就職、営業、取引}、整理整頓、理解、信用、繁栄、縁談、長期、遅れる、迷い、進退{往来、往復、出入り}、音信、清潔、外出、舟、行き違い、考え違い、解散、整う、繰り返す、従順、衰退など。
【人物】長女、ひげの薄い人、白目がちの人、仲介者、商人、旅行者、交通{運送業の人}、秀才、山間に住む人、未亡人、神職{僧侶、神父}、精神不安の人、駆け引きのうまい人など。
【人体、病気】股、頭髪{毛髪や頭皮の病気}、神経{神経痛}、呼吸器{気管、呼吸器の疾病、風邪、喘息}、腸{腸の疾患すべて、食道、胆石}、血管(特に動脈)、筋肉、肘など、臀部の疾患、ノイローゼなど。
【職種】紙に関する仕事全般{製紙業}、長い糸に類する{紡績業、綿糸業}、長い木に類する{製材業、工務店、大工、材木商、家具職人}、往復・信用に類する{貿易業、商社マン、運輸業、信託業、通信業、通販、セールスマン}など。
【品物】木工製品全般、長い{電線、針金、糸、紐、縄、線香、鉛筆、マッチ}、電柱{昔は木だったのと長いのと両方}、往復{ブランコ、手紙、はがき}、風や空気に類する{扇風機、うちわ、送風機、エアコン、空気清浄機}など。
【場所】長い{道路、線路、材木置き場}、往復{飛行場、船着き場}、神職{神社仏閣}、畑や果樹園、森林公園、橋(関連して川)など。
【食べ物】長い{うどん、そば、パスタ全般、ラーメン、うなぎ、どじょう、あなご、ネギ、細長い野菜}、肉の燻製など。
【動植物】長い{蛇、ミミズ、ウミヘビ、トンボ、キリン、ツル}、飛ぶ{蝶、ニワトリ}など、植物全般{柳、杉、栗、蘭、ユリ、薔薇}、蔓のある植物{アサガオ、ヘチマ、ブドウなど}など。
【天気】風、雲は多いが雨は降らない。秋は台風、冬は吹雪など。
【数】3、8の基本数。
【色】青、青緑色。
【姓名】木へん、草かんむり、木のついた漢字を持つ人。画数は3、5、8など。
★四緑木星はどんな星?
四緑木星は、風の精の星。風はつねに向きを変え、自由自在さがある。悪くいうと気まま、自己中心的の意味が出やすい。
また同時に植物の成長する姿にも似ていて、どこに向かって伸びるかわからないながらも、大きく成長する姿に例えられる。よい意味では信用や信頼、または物事が完成するといった暗示も。
★四緑木星を表すと……
・五行:木
・十二支:辰、巳
・季節:辰4月、巳5月(新暦)
・時刻:辰7〜9時、巳9〜11時
・色:緑、青、青緑
・方位:南東、辰・巳の方位
四緑木星は、八卦の巽木に相当する星になります。巽は風の暗示で陽の気が起こって、さらに整い成長していく様子を示し、実際にそういう活動を表している。
★四緑木星の基本的な性格
・交渉がうまく、多くの友人を得る「交際型の人間」
・初対面の人にも優しく、第一印象は人当たりがよい
・プライドが高く、負けず嫌い。人付き合いにも損得勘定を入れる
・合理的に考え、結果や利益に敏感
・要領よく立ち回るため、味方が多い反面、敵も多くなりがち
・短所は話が大きく、時として嘘になってしまう
・移り気で決断力のないため愚痴をこぼしやすい
・女性の場合、かゆいところに手が届くよい性格が表れやすい
・純情で、情熱的。恋愛では心から信じられる人を望む
・人生の幸運は若年期に多く、おおむね25〜45歳がピーク
四緑木星の仕事・事業運
信用、信頼の星。多くの事柄をうまく対処して人々から重宝がられる。同じ木性でも三碧が行動力であるのと違い、落ち着いた雰囲気とどっしり構えた安定感を持つので、多くの人から頼られたり応援してもらったりして仕事が順調に進む。
若い頃は上司から認められ、次々に仕事をこなせるように。中堅クラスになると相応のポストを獲得し、後輩の世話もする社内の柱となる。この時期は、気まぐれや優柔不断といった「風の精」の性質が表面に出てくることに注意。
どんな仕事でも悩んだりうまくいかなかったりする時期があるが、気分屋の悪い性質が現れると、悩む時間が増えたり周囲を困らせたりするので、その点に注意。
適職は風の象意の社交性から、営業職や交渉ごと全般に向く。風は遠方まで吹くので、遠くに出かけることが多い旅行関連、交通関連、貿易関連も吉。
四緑木星の金銭運
お金を貯めるより使うほうが得意。社交的なので、楽しい使い方をたくさん知っている。
とはいえ支払いに困って金策に走ることもあまりなく、資金が必要な事態になっても周囲から援助を受けやすい不思議な運がある。このあたりはラッキーな星。
事業を起こした場合も、収益が年々アップしていくので、軌道に乗ってうまくいきやすい。交際費や慶弔費を奮発する傾向もあるので、無理のない範囲にとどめておくこと。
四緑木星の恋愛・結婚運
恋愛運や結婚運は、男女ともよく異性にモテる。外見は穏やかだが、かなり情熱的な恋愛を好む傾向。
男女とも結婚には、風の気まぐれな面が出やすいので慎重に相手を選ぶこと。不倫に陥りやすい。情熱的だからこそ節度をわきまえよう。
男性は恋愛に関しては、トラブルを起こしやすい。それが元で生涯独身という可能性も。女性はびっくりするような玉の輿婚をしたり、反対に男性と同じように生涯独身になったりと、結婚によってその後の人生が大きく変化しやすい。
四緑木星と最も相性がいいのは、一白水星。次いで二黒土星、五黄土星、八白土星の順。
四緑木星の家庭運
大らかで愛嬌があり、おとなしい面があるため、生まれたときから周囲の大人からの多くの愛情を受けて育つ。風の精の影響で、どちらかといえば親元から離れて暮らすことも。
子供の頃に受けた愛情は大人になっても心に残り、家庭的な人間としてしっかりとやっていける。自分よりも家庭や親しい友人のために尽くす。困難に陥っても、家族の協力があれば何事もうまくいく。
四緑木星の健康運
芯が細く体が弱いように見えるが、わりと丈夫です。ただし、あまり心配性が過ぎると、精神面から身体を悪くしてしまうので注意。
呼吸器関連に注意。気管支炎や喘息、インフルエンザ、花粉症に悩まされるかも。それ以外には三碧木星と同じく、精神性胃腸炎やヒステリー、ノイローゼに注意。歳をとってからは、循環器系の疾患にも注意。
★四緑木星の人の生きるヒント
四緑木星は「風」の性質で、九星で最も自由に振る舞う特徴がある。度が過ぎると自分勝手に思われる。
信用や信頼を得るには長い時間が必要ですが、失うのは一瞬。ゆえに長い年月をかけてゆるぎない信頼を得て、人生を素晴らしいものにする。四緑木星の方には、そういう生き方がおすすめ。
★四緑木星のお手軽開運法
石を用いた開運法自体は、効力が強くないが、そのぶん持続性に優れている。
開運へと導いてくれるお守りとして緑色の石、たとえば「翡翠」「エメラルド」「グリーンサファイア」「マラカイト」などの石を指輪やペンダント、ブレスレットとして、常に身につける。
これらの石は、四緑木星の方の感情をリラックスさせ、心に安らぎを取り戻し、柔軟な思考力を与えてくれる。生きることに疲れたときに力を授けてくれる。
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