第19話 震宮傾斜

震宮傾斜

 震宮傾斜の人は、とにかく活動的、積極的で休みの日には「家でじっとしていられない」という人が多いようです。じっくりと座って考えるよりも、走り出してから考えるといったタイプでしょう。

 行動的で頭脳明晰な場合が多いのですが、とにかく遊びが好きで、何でも遊び感覚でやってしまうところがあります。これがいい方向に作用すれば、勉強も仕事も楽しくなって人一倍頑張るのですが、他にもっと面白い遊びを見つけると、そちらに夢中になるで気をつけたいところです。また、生まれつき霊感や第六感といった能力を持っていることがあり、スポーツや芸能関係で成功するケースもあります。

 震宮傾斜は、特に吉凶が混ざっているが特徴です。吉では、物語をてきぱき片付ける傾向があります。また名誉を重んじ、進んで人助けをしますが、残念ながら財産は期待できません。凶では、目的遂行に際してあせりが出てくるところがあります。最後のツメが甘く、ずさんなところも見られるでしょう。

 性格は明るく、調子に乗って大風呂敷を広げますが悪気はありません、どんな場所でも自分が主役でいたいと思うため、苦労を率先して引き受けるところがあります。

★適職の例

 放送関連(テレビ・ラジオ・YouTubeなど)、新聞雑誌・マスコミ・広告関連、IT業、営業職、レコード・CD関連、司会者、オーディオ関連、電気器具の販売修理など。

★凶星が入ったときの傷病の例

 肝臓、喉、神経、声帯、足。





震宮 三碧木星

 震はすなわち木。ここでいう木は若木や、芽生えたばかりの植物を表しています。よって震宮の意味には「若さ」「成長」「希望」と「焦り」「過失」「失望」といった両面を持ちます。「若さ」「成長」は文字どおり若々しい樹木が伸びることから。「希望」は成長した樹木に実る果実や、木材としての価値への期待から。「焦り」「過失」「失望」は伸びすぎると枝葉を切られてしまったり、しっかり根を張る前に枝を伸ばしすぎると、根が浮き上がって枯れてしまうイメージから。

★方位…東(卯)

★季節…春

★時間…5〜7時頃

★形状…音だけが聞こえて形がない状態

★色…青、碧

★家族でいうと…長男

【基本的な意味】発展、成功、光、音、声、通信、発明、若者、青春、精神、樹木、発芽、若葉、進取の気性、雷鳴、現れる、騒音、騒動、喧嘩、楽器、電気、移転、演説、舵、激怒。

【天気】雷、地震、噴火、春雷、にわか雨、津波、嵐、竜巻。

【場所】震源地、戦場、原野、門戸、発電所、放送局、劇場、八百屋。

【人物、職業】長男、若者、歌手、アナウンサー、後継者、詐欺師。

【身体、健康】足、のど、肝臓、神経、気管支、脛、ノイローゼ、精神疾患全般、リウマチ、関節部の打ち身。




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