第17話 兌宮傾斜
兌宮傾斜
この傾斜宮の人は、まずコミュニケーション能力が高く、とにかく話し好きです。営業マン、コンサルタント、教師、講師など会話が欠かせない職業に就いているケースも多いでしょう。
次に食事や飲酒が好きで、グルメでもあります。こちらの要素が強まると飲食に関係した仕事に就いていることも多いです。このように兌宮傾斜の人は、最初に「口」に関係することが挙げられます。また、贅沢好きで慎ましい生活は自分には無理と思っている節があります。
女性はオシャレで男性は社交的。よく行動し、よく働く人といえます。金銭欲は強いですが、どうも蓄財は苦手なようです。
以上から兌宮傾斜は「リッチ」で「ゴージャス」と連想しがちですが、実生活では金銭的な悩みがあったり、あるいは仕事の苦労を背負い込みがちな性分が多いようです。
残念ながら勉学にはあまり向いておらず、異性関係で人生に影響が表れやすいです。集団よりも個人の快楽を求めやすい性格です。
★適職の例
言葉を使った仕事(アナウンサー・落語家・漫談家・講釈師・タレント・演劇関係など)、映画・ビデオ関連、飲食関連(レストラン、居酒屋、バーなど)、歯科医、外科医、食品加工業、金属・製鉄関連、貴金属・宝石関連、レジャー産業関連、遊園地、税務、経理関連など。
★凶星が入ったときの傷病の例
口、歯、腎臓、右肺、血圧。
兌宮 七赤金星
兌は沢で、河川湖沼に通じています。河川湖沼には水を飲むために生物が集うように、兌宮では争いのない「和悦」を意味しています。川や池は他の場所よりもくぼんでいるため、水が流れたり溜まったりします。このくぼみから連想して「欠ける」「不足する」という意味や「集まる」「溜まる」といった意味もあります。また、兌は口を象徴しているため、口にまつわることや飲食の意味を持っています。
★方位…西(酉)
★季節…秋
★時間…17〜19時頃
★形状…くぼんだもの、欠けたもの
★色…赤、朱
★家族でいうと…末娘
【基本的な意味】恋愛、歌、笑い、飲食、ブランド品、刃物、少女(幼女)、秋、喜び、嘆き、金銭、甘言、愛嬌、娯楽、遊興、欠陥。
【天気】晴れのち雨、変わりやすい天気、夕焼け、日没、西風、新月
【場所】沢、谷、くぼ地、井戸、ため池、沼、溝、側溝、井戸、養鶏場、飲食店、歓楽街、結婚式場。
【人物、職業】銀行員、歯科医師、歯科技工士、通訳、翻訳者、語学講師、歌手、芸能人、ホステス、金融業全般、飲食店経営、貴金属商、サービス業。
【身体、健康】口、唇、歯、のど、肺、呼吸器、気管支、舌、女性器、血液、心臓、循環器。
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