第7話 三碧木星とは
三碧木星の象意は八卦の「震」が当てはまる。そちらの象意も参考に。
【基本的な意味】春、雷{電気、雷鳴}、驚き、音声{音があって形がない状態、声、言語、弁舌、うそ、評判、音楽、発表、講演、読経、応答、伝言、命令、通知、尋問、談判、論争、ケンカ}、詐欺、短気、計測、進行、活動的、向上、猪突猛進、成長、発見、発芽、昇る、盛大、発明、地震、火事、移動など。
【人物】長男{皇太子、王子、青年}、祭り主、著名人、司会者、解説者、ガヤ芸人など。
【人体、病気】肝臓{肝臓病}、のど{声帯、咳、結核}、左手、左足{足の病気、かっけ}、親指、毛髪など、精神不安{ノイローゼ、恐怖症、かんしゃく}、神経痛、打ち身、逆上など。
【職種】楽器関係の仕事{音楽家}、声を使う仕事全般{歌手、声優、アナウンサー、講師、噺家、漫才師、浪曲師など}、電気関係の仕事全般、遊興関連{ゲーム、パチンコなど}、生糸生産業、造園業、植物栽培、寿司職人など。
【品物】楽器のすべて、音の出るものすべて、火薬{花火、ダイナマイト、拳銃、大砲、爆発物全般}。
【場所】音に関係する場所{コンサートホール、音楽堂、講堂、放送局、電話局など}、震源地、発電所、戦場、林{庭園、田畑、生け垣}、青果市場、夜店、急行列車など。
【食べ物】寿司、酢のもの、梅干し、柑橘類など酸味のあるものすべて、海草。
【動植物】うま、猛禽類、さえずる小鳥全般{ツバメ、うぐいす、カナリヤ、メジロなど}、鳴く昆虫全般{スズムシ、マツムシ、コオロギ、セミなど}、脚の多い生物{タコ、ムカデ、クモなど}、野菜、盆栽、植木、海草、竹、花、若葉、草の芽など。
【天気】晴れ、春雷{雷鳴、稲妻、雷雨、落雷}、突風、地震、地滑り、地震を伴う噴火など。
【数】3、8
【色】青、碧色
【姓名】木へん、草かんむり、そのほか木の意味を持つ漢字の人。画数は3、4、8。
★三碧木星はどんな星
三碧木星は、物事が新しく始まることを周囲に知らせる銅鑼の音が鳴っている暗示。音だけなので、形なき姿を感じる。
そのため希望・実現・発展・活動・躍動といった意味が。まだ実際の経験が足りないため「若さ、あせり、未熟、行き過ぎ、これから」といった感性も持ち合わせている。季節でいえば春。これから始まるという意味の星。
★三碧木星を表すと……
・五行:木
・十二支:卯
・季節:春、卯3月(新暦)
・時刻:卯5〜7時
・色:青、緑
・方位:東、卯の方位
三碧木星は、八卦の震木に相当する星になる。震は雷を表し、物事が初めて動き出す様子を示す。物事の最初ですから音だけが響いている状態。
★三碧木星の基本的な性格
・考えるよりもまず行動!の「行動型の人間」
・明るくやる気がある発展家タイプ。とにかく社交的で行動的
・直感が鋭く頭の回転も速いが、勉学はあまり得意ではない
・負けず嫌いで行動のテンポが早く、困難に立ち向かう勇気がある
・交渉ごとは白黒をはっきりさせないと気が済まない
・小さなことにも感動するほど感受性が豊か
・運気が下がると先走りや勇み足が多く、独り相撲に
・なにかを始めるのは得意だが、後始末は苦手
・男女とも流行に敏感で話題も豊富。恋愛は熱しやすく冷めやすい
・人生の幸運が多いのは若年期で、25〜40歳くらいがピーク
三碧木星の仕事・事業運
進取の気性があって、新しもの好き、行動を苦手としないタイプなので、普通の仕事運や事業運はかなりよい。早くから一目置かれる。
馬車馬のようや猪突猛進といった働き方で、ひたすらパワフルに働く。
あまりにも周囲と足並みが揃わなくなると、マイナス面が強調されやすい。「せっかちで自分勝手」「自分の思う通りにできると過信している」といった悪い評価を受けたりも。もしまだ若くて集団に所属しているなら、急がない、焦らない、こだわらない、を心がけること。
また悪気はないのですが、調子に乗ると軽率な言動が目立つようになるので、たしなめてくれる友人や同僚がいると吉。いない場合は自分自身では気づくにくく、致命的なミスにつながりかねないので、発言する前に少し考えるように。
困難な状況に陥るほど、勢い任せに突き進もうとするので、運気が後退する悪い流れととらえる。自分が取り組もうとしていることを正確に把握することが先決。もともと仕事運、事業運はあるので、軽率な発言と勢い任せにならないように注意。
三碧木星の金銭運
金銭運もかなりあるほう。普通に暮らしていくぶんには、とくにお金には困らないので、他の星からすると金銭感覚はずさんで、浪費家に映るよう。
資産家であれば問題ないが、一般人では金銭運も運のひとつなので、吉があれば凶もある。凶になったときにはどう対処するかを早いうちに学んでおくこと。
チャンスと見たら後先考えずに突っ走りがちだが、金銭運に限っていえばギャンブルも投資もほどほどが一番。堅実に。
三碧木星の恋愛・結婚運
ストレートな感情を相手にぶつける恋愛をする傾向。単純で裏表はないが、いわゆる恋の駆け引きとはほど遠いため、相手の気持ちを考えられず、片思いや独りよがりで終わる。
トラブルを避けるためには、少し落ち着いた兼愛を経験するとよい。結婚は比較的早いほう。男性は持ち前の行動力に加えて甘え上手でもあるので、年上の女性からモテる。
女性は相手の条件にこだわる傾向が強い。高望みしすぎはよくないが、結婚後は主導権を握り、夫を尻に敷くケースが多い。
三碧木星と最も相性がいいのは、一白水星。次が二黒土星、五黄土星、八白土星の順。
三碧木星の家庭運
明るい性格で、大勢の人々に愛されて育っていく暗示。祖父母に甘やかされわがまま放題な環境で育つと、後々厄介事になりやすい。
結婚はわりと早い傾向にあるので、わがままな面ばかり目につくと三行半を突きつけられ、離婚に至る可能性も。特に男性は仕事を優先しやすく、家庭や家族が二の次になりやすいので注意(仕事を最優先するというのも、わがままの一種)。
女性は反対にいい夫婦関係を築けそう。30〜40歳くらいにマイホームが持てそう。
三碧木星の健康運
身体を動かしたり声を出したりすることが好きな人が多いので健康運はいいほう。あまり過信すると思わぬ怪我をしたり、不注意から病気が悪化して大事になりやすいので注意。
内臓では肝臓、胆のうの病気にかかると深刻なことになりやすい。喘息、咽頭や声帯の疾患にも注意。
若いうちにスポーツで怪我をした場合、完治させないと中年以降になって、神経痛やリウマチを発症しやすい。
三碧木星は神経を意味する星でもあるため、ノイローゼや統合失調症といった心の病気になりやすいので、こちらも注意。
★三碧木星の人の生きるヒント
三碧木星は「雷」の性質を持つ。司る季節は春。ゆえに春雷は物事の始まりを意味する。「雷」には落雷や爆発といった危険や人を驚かせる要素も。雷そのものは一瞬の出来事だが、被害や影響は大きく長く続いていく。つねに発展を意識することと、瞬間的な判断や行動に頼りすぎないように。
★三碧木星のお手軽開運法
石を用いた開運法自体は、効力が強くないが、そのぶん持続性に優れている。
開運へと導いてくれるお守りとして青色の石、たとえば「ラピスラズリ」や「サファイア」「アクアマリン」「アイオライト」「トルコ石」などを指輪やペンダント、ブレスレットとして常に身につける。
これらの石は、三碧木星の方を危険から守り、不安を取り除いて成功に導く、幸運を招く石。生きることに疲れたときに、力を授けてくれる。
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