六感プログラム

【あらすじ】（結末まで）
　中学１年の勇矢は、第六感を持つことで孤立していた友人、玲士のことをちゃんと理解したいと考え、怪異体験できる施設に向かう。
　施設には玲士も一緒に来てくれるが、別のクラスに分けられてしまい、勇矢はＡクラスで５回の怪異体験を行うことに。
　怪異体験の内容は、仮想世界で自身が怪異になるというものだった。
　人に怖がられ攻撃され、理不尽さや恐怖を覚える勇矢たち。次第に自分たち怪異を攻撃しにくる人たちが、Ｂクラスの子であると勘づく。
　そうして３つめの体験を終えた頃、勇矢は妙な声を耳にする。Ａクラスの他メンバーも、自身の体に異変を感じ始めていたが、それがなにかはわからないまま。４つめの体験を終えると、施設の人から『体験を通し怪異の感覚に近づくことで、第六感が目覚める』旨を聞…続きを読む