概要
【3章】見えるものが変わる。友を信じて新たな賭けに出る。
『白の巫女』の預言により、将来の禍根となる魔物退治に赴くレンドールと相棒のエラリオ。それらしい獣を退治して回っていたが、ある日雨に降られ、雨宿りの洞窟で雷に怯える少女と出会う。
少女は魔物の特徴だと言われている黒い瞳で、レンドールは職務を全うしようと剣を向けた。が。相棒のエラリオはその剣を受け止め「別の可能性を信じる」と宣言し、追いすがるレンドールを昏倒させて逃亡した。
預言の未来を阻止するため、レンドールは政府の役人の監視の元、彼らを追うのだが……
少女は魔物の特徴だと言われている黒い瞳で、レンドールは職務を全うしようと剣を向けた。が。相棒のエラリオはその剣を受け止め「別の可能性を信じる」と宣言し、追いすがるレンドールを昏倒させて逃亡した。
預言の未来を阻止するため、レンドールは政府の役人の監視の元、彼らを追うのだが……
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!互いに互いのことがわかるからこそ、厄介だ。
二人ならなんとかなると、信じて疑わなかった。
そんな護国士のレンドールのもとに届いたのは、白の巫女の真詞。
『《雲晴れぬ山の向こう、虹のかかる谷の先
黒き瞳の魔物あり
其は己を知らぬ
知らぬまま力を蓄え、そして、全てを滅ぼす》
道を違えたければ、それを探し出し、力付けぬ間に闇へ返せ』
レンドールは護国士として初仕事をなそうとする。
しかしそれを阻むのは、相棒であるはずのエラリオだった。
『魔物』と呼ばれた少女を守るエラリオと、そんな彼に剣を向けるレンドール。
レンドールは護国士としてエラリオの行方を探すため、アロという人物と行動を共にする。
互いに互いのことがわかるからこそ、お互い…続きを読む - ★★★ Excellent!!!白は神、黒は魔物の色とされる世界で。気になる友情とその結末
しょっぱなからから激動の、親友との断絶シーン。
命令を受け、ついに発見したターゲットの”魔物”を倒すべく剣を振るった主人公レンドール。しかし、その攻撃を防いだのは相棒で親友のエラリオだった。
黒い瞳の少女……彼女は間違いなく宣託の魔物のはず。しかし親友は彼女をかばい、そして姿を消してしまう。彼の突然の行動の意味と理由とは。
その謎と真意を問うために、行方をくらました親友を追う事になる主人公。彼の旅路の過程で徐々に真実に近づいていくストーリー展開は、先がとにかく気になって仕方がない。
魔物を連れて逃げた人間の元相棒という事で、レンドールには監視がつけられるのだけど、一癖も二癖も…続きを読む