プロローグではいきなりエリカから駆け落ちを提案されるところから始まったので、どうして二人がこんな状況になったんだろう?と思いながら読み始めました。
1話、2話では、魔力が高いのに魔法が使えないホルストが一族や家族からどんな扱いを受けてきたのか、その中でエリカだけがずっと彼の味方だったことが描かれています。特に、落とされた黒パンの表面を削って食べる場面は印象に残りました。
そして町から追い出されたホルストに、エリカが「では、私が帰る場所を作ってあげます」と言って、そこからプロローグの駆け落ちの場面へ繋がる流れも良かったです。
それにしてもエリカ、駆け落ちの準備が良すぎます(笑)。貯金や私物まで持ってきて、追手から逃げるためなら大切にしている髪まで売ろうとするところには驚きました。ホルストが一人で行こうとしても、エリカが次々と言い返していく二人のやり取りも面白かったです。(私はこういうキャラクター同士の掛け合いや関係性が好きなので!)
これから二人がノースフォートレスでどんな生活を始めるのか、そしてホルストが魔法を使えない理由なども気になります。これからも楽しく読ませていただきます!
プロローグで最初にやってくるのは追放でも復讐でもなく、駆け落ちの告白だ。エリカが「私、家族とは距離を置くつもりです」「お薬を朝ごはんに混ぜさせていただきました」と淡々と言い放つこのキャラクターは、おとなしそうな見た目の裏にとんでもない胆力を持っていて、一気に好きになれる。
追放系というジャンルが持ちがちな怒りや復讐心が、この作品にはほとんどない。ホルストは「この子を一生守っていくのだ。必ず二人で幸せになるのだ」という決意だけで動いていて、その清々しい前向きさが837話・265万字という規模を支える軸になっている。
「婚約破棄された女神です」のアリスタの語り口と比べると、こちらは三人称に近い素直な文体で、それが長編としての読みやすさに繋がっている。女神ヴィクトリアが「おまけ」として付いてくる設定も、タイトルだけ見るとコメディだが、既存レビューによれば天界の陰謀や神々の覇権争いに繋がる伏線として機能しているらしく、「ラブコメの皮を被った本格ファンタジー」という評が的確だ。
連載中837話・毎日更新。「婚約破棄された女神です」でアリスタに笑った人が次に向かう場所として、これ以上ないほど適切な一作だ。
甘い新婚生活と痛快な成り上がり劇の裏で、とんでもない伏線が動いている大作です!
希望の遺跡と呼ばれるダンジョン、そして数億人に一人という神属性魔法の覚醒。ただのチート付与ではなく、かつての勇者ユキヒトの追体験が挟まることで、物語のスケールが一気に世界レベルへと拡大する展開に鳥肌が立ちました💥
特に注目すべきは、ヴィクトリア様が人間界に落ちる原因となった「やってしまいなさい」という謎の声!彼女の転落は偶然ではなく、天界の思惑や神々の覇権争いが絡んでいるのではないでしょうか?✧(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧
ヒッグス家内部の権力闘争も並行して描かれており、ラブコメの皮を被った極上のハイファンタジーです!考察好きの読者は絶対にハマるはず。この圧倒的な世界観に一緒に飛び込みましょう✨