第34話 黒歴史1

 こんばんは。


 今回は私の黒歴史について、書こうと思います。まあ、大した事ではないですが。

 中学生か高校生の頃に日本の飛鳥時代を舞台にした小説?を書こうとしたり。小学四年だか五年の頃は、ゲ○ゲの○太郎にハマって妖怪について調べまくったりとあげていくとキリがないですね(^.^;

 ある日に、図書館に行きました。んで、妖怪やら日本の昔話やらの本を何冊か持って行ったんですね。司書のお姉さんの所にです。

 そうしたら、お姉さんは顔を引きつらせていました。


「……本当に借りるの?」


「はい」


 バカ正直に頷いたら、渋々お姉さんは手続きをしてくれましたが……。今、考えたらね。

 せめて、図書館でなくて本屋とかで買えよと当時の自分にはツッコミたいです。現在なら、たぶん古本屋とかで買っていたと思いますね。


 もう一つは外出時での出来事かなあ。これは小学五年くらいだったと思います。

 ある夏の日に、米国で有名なライオンが主人公の某アニメ映画のビデオをお店へ買いに行きました。んで、父に自動車に乗っけてもらい、駐車場に到着したんですが。

 そうしたら、父は言いました。


「お前、自分で行ってこい。お金を渡すから」


「……はーい」


 返事をしたら、ビデオ用の代金を渡されます。私は自動車を降り、駐車場を出ました。

 けど、小走りで行ったのが今から考えるといけなかったんですね。何と、お店の入口手前で見事にすっ転んでしまったんです(;´∀`)

 痛くはありましたが、我慢してよろよろと立ち上がりました。そうしたら、通りすがりの若いお兄さんが立ち止まります。心配そうに声を掛けてきました。


「……おい、大丈夫か?」


「……はあ」


 本当に、凄く心配そうな表情をしていましたね。私、ろくに返事をせずにお店の中に入ったんですが。いや、お兄さんには申し訳ないというか。

 ちなみに、この時に半ズボンか膝丈のスカートだったかを履いていたのですがね。そのせいで両膝は擦り剝けて出血すらしていて。足首まで、血が流れていました……。


 ビデオ売り場に行くと、店員さんや他のお客さん方はぎょっとした表情を一様にしています。そりゃあ、そうだな。子供が両膝を擦りむき、手当もしないでいるんですから。

 でも、私の頭の中にはビデオの事しかなくて。売り場に着いたら、ビデオの一つを手に取ってレジへ向かいました。

 店員さんはびっくりしながらも応対をしてくれます。支払いをして、ビデオを手に父が待つ駐車場へと戻ったのでした。


 自動車に乗り、ビデオを手渡します。んで、買うまでを軽く説明したら。


「……お前な、店の前ですっ転んだんなら。こっちに戻ってこんか!」


「……」


「まったく、通りすがりの兄ちゃんが心配するのも当たり前や。怪我したんなら、もう帰るで!!」


 私は仕方なく、頷きました。父は怒りながらも自動車のエンジンを掛けます。こうして、自宅に帰ったんですが。まあ、消毒して手当はしてもらいました。


 それでは、これくらいにします。ありがとうございました。

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