第18話 爪

 こんにちは、またはこんばんは。


 今回は爪について、書きますね。まあ、人間の爪は大体、一日で0、2ミリから0、3ミリくらい伸びますが。

 その爪の切り方にもちょっとしたコツがあるそうです。まず、爪って伸びた部分が白くなっていますよね?

 この部分を全部切る方が多いでしょうけど。ちょっとだけ、残して切った方が爪のためにはいいと聞きました。端っこの部分も四角か丸っこく切るかでだいぶ、変わるとかで。

 これを皮膚科医(だったかな)の先生に聞いた際は驚きました。


 これは私自身の話ではありますが。昔、たぶんまだ、高校生の頃だったかな。真夏の暑い日に左足の親指の周囲が痛くなって、見てみたんです。そうしたら、真っ赤に腫れていました。しかも、化膿していてそれを見た父は「せめて、消毒はしておけ。明日、病院やな」と告げたんですね。仕方なく、私は消毒液を掛けて、夜だったので寝たのでした。


 翌日の昼頃に、父に自動車に乗せてもらい、近所の外科医院に連れて行ってもらったんですが。待合室で椅子に座り、待っていたら。私の番が来ました。中に入り、靴下を脱いで先生に見せたんですね。そうしたら、先生はおっしゃいました。


「……あー、麻酔液と注射器を。こりゃあ、化膿しとるな」


 看護師さんが手早く、注射器やらを用意します。先生は受け取ると早速、注射器に麻酔液を注入しました。それの先端を左足の親指の傷口に刺します。


(……いだー!!)


 内心で悲鳴をあげながら、我慢しました。先生は麻酔を打つとそのまま、膿を抜きます。爪の両脇からそれを抜き取ると、消毒液(ヨードチンキ)を塗られました。ガーゼを当て、包帯を巻かれます。


「んじゃ、処置は終わりや。とりあえず、手術をせんとなあ。明日は右足も診るから、また来る事」


 私は頷き、診察室を出ました。その後、化膿止めやらを処方され、診察料を払います。父が待つ駐車場に行き、自宅に帰ったのでした。 

 

 翌日にまた、外科医院に行きます。右足も診てもらい、後日に手術を受けました。両足の親指にでしたが。まあ、それから一〜二ヶ月は大変でした。走れないし、毎日爪切りはしづらいしで。とりあえず、これくらいにします。


 ありがとうございました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る