第9話 漫画

 こんにちは。


 今回は漫画について、書きたいと思います。さて、何の作品にしようかな。

「あさきゆめみし」はご存知の方も多いだろうと思いますが。かの「源氏物語」の漫画版になりますね。作者は大和和紀先生です。 

 大和先生は実に、細やかに克明に描いておられますね。けど、私は本編の主人公よりも宇治十帖編の薫の方が親近感を持っています。何故か?

 本編もとい、光源氏は正妻さんである葵の上を放ったらかしてあっちこっちの女性に手を出しているからです。良い印象は持てないままで今に至っていますね(;^ω^)

 まあ、薫もプライドが高くて意外と女性を見下している面がありますが。けど、宇治の大君に出会ってからは一途にアプローチしていて。まあ、最期は悲しい結末になりましたけど。


 女性陣で言ったら、共感できたのは末摘花や花散里、空蝉ですかね。あまり、美人ではない面々ですが。末摘花は最近だと、現代でいうハーフ美人の可能性もあったとか聞きました。性格は凄く真面目で純粋な女性なんですよ。彼女自身はね。

 花散里も穏やかながらに大らかで、光源氏とも信頼関係が出来上がっていたようです。後に夕霧の義理の母にもなっており、それなりに平穏な余生を送ったと物語にはありました。最後に、空蝉についても。

 空蝉は非常に賢くて芯がしっかりした女性ですね。一回は光源氏と関係を持つも、二回目以降は自ら身を引き、きっぱりと拒否するいさぎよさが印象に残っています。


 他には「ふしぎ遊戯」でしょうか。大正時代が舞台の「玄武開伝」はおすすめです。主人公の多喜子も好感が持てますが。七星士の虚宿とみて斗宿ひきつが気に入っています。虚宿が熱血な分、クールな斗宿がストッパー役になっている面が何気に二人の仲の良さを感じさせてくれますね(笑)


 それでは失礼します。ありがとうございました。

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