第35話 黒歴史2
こんにちは、またはこんばんは。
また、黒歴史について書いてみますが。他には、中学生の頃の事だったかな。
奈良県やら和歌山県やらに行きました。そもそも、中三くらいで某小説にどハマリしまして。んで、その小説に吉野にて主人公が過ごすと言うエピソードがあったんですね。
何をとちぐるったか、父にある時に言いました。
「吉野に行きたい」
「……」
私が言ったら、ちょっとびっくりした表情に父はなっていましたがね。まー、その後は了承してもらえました。そして、和歌山県の龍神温泉→高野山→奈良県の吉野山と言うコースで行きましたが……。
GWに入り、いざ吉野へと出発したんですね。まー、最初は良かった。兵庫県を抜け、和歌山県に入ると。山、山ばかりが続き、険しいの何の。けど、これは序章に過ぎなかったのです。そして、龍神温泉にたどり着き、1日目はこちらの某ホテルに宿泊しました。
小さなホテル、またはペンションと言う雰囲気の洒落たお宿で。お料理はこちらのご主人の創作料理らしく、洋風が主に中心で美味しくいただきました。
若い男女連れや家族連れが多かったのを今でも覚えています。こうして、夜は更けていきました。
お部屋は和室だったような。お風呂もなかなかで、また来たいと思わせてくれるお宿でした。
翌朝、身支度をして朝食も済ませて。自動車に乗り込み、出発します。目指すは吉野!
けど、道は凄く険しくて本当に崖っぷちでした(;´∀`)まず、国道とか標識はありましたが。かなり、狭くて乗用車1台がやっと通れるくらいの幅しかなかったです。父は険しい表情で言いました。
「ここからは話しかけるなよ、運転に集中せなあかんからな!」
「……ラジャー!」
とりあえず、返事はしましたが。本当に、父が本気で運転に集中しなければならない程には危険なルートが続きましたね。何せ、左側は落石が有りそうな険しい斜面で。右側は断崖絶壁に近くて、下には川が流れているような状態でした。
そうこうする内に、道を出て。ちょっと、拓けた場所に行き着きました。やっと、地元の方らしき軽自動車が通りかかります。その軽自動車はスッと普通に父や私が乗る乗用車の脇をすり抜けて行きました。
「……さすがに、地元の人は慣れてはるな」
「ほんまや」
父が呟き、私も頷きます。本当に、この時の事は今でもふと思い出す一幕ですね。
途中で、レストランに行って昼食を済ませました。んで、こじんまりとした旅館に到着します。やっと、目的地の吉野山に。まあ、桜は散っていましたが。代わりに若葉や新緑が綺麗だし、涼しくて。過ごしやすかったのは覚えています。
昼間はお店が並ぶ一郭を歩き回ったり、買い食いしたり。夕方まではそうしていました。
旅館に戻り、夕食を食べます。山の幸といった感じのお膳でこれも、美味しくいただきましたね〜。部屋に戻り、テレビなどを見てくつろいでいました。夜になり、就寝。疲れもあったのか、よく眠れましたね。
朝方になり、身支度やら朝風呂を済ませます。部屋で荷物の整理をしたら、朝食に。
川魚入りのお雑炊やお汁、和え物など。なかなかに美味しくてこれにも満足しました。
旅館を出て、お土産も買い揃えます。私的には前半こそ、困難がありましたが、良い旅ではありました。
……お土産は父などにはめちゃくちゃ、不評でしたが。ただ、自身用に買った和紙のメモ帳は気に入って使っていましたね。数年後に、吉野和紙が有名な名産品だと知りましたが。
それでは、これくらいにします。ありがとうございました。
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