概要
居場所が欲しい、胸を張って生きたい、幸福はどこにある?
もしタイムスリップして私を身ごもっていた頃の母親に会うことができたならば、私は彼女にこう言うだろう。
「その子を中絶してくれ。その子が頼んでいる」と。
私はADHD。生まれてからこれまで疎外され続け、希望が失われて久しい者だ。
「その子を中絶してくれ。その子が頼んでいる」と。
私はADHD。生まれてからこれまで疎外され続け、希望が失われて久しい者だ。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!圧倒的な言語センスと表現力
作者は自分がいかにダメな人間であるかを、恥をさらけ出すように書き連ねていきます。
でもこの作者は社会への適応力と引き換えに、圧倒的な言語センスと表現力を手に入れた人でした。
以下、その一部を紹介させていただきます。
・私を身ごもっていた頃の母親に会うことができたならば、私は彼女にこう言うだろう。
「その子を中絶してくれ。その子からのお願いだ」
・人としての情が全くないサイコパスのような人間になりたい。
満開の桜の美しさには浸れないが、散って行く寂しさは感じなくて済むのだから。
・やりたくて「いい人」やってるわけじゃない。
「悪い人」になれないだけだ。
・自分を幸福だと思い込ませる…続きを読む