概要
始めよう…第三次神魔戦争を…。
───この力を行使するようになってから確信した事が一つだけある。これは人の身にあってはならない力だ。人の世を乱すことはあれど、我々の日常が凪ぐ事は無い。そう───
───神は失敗したんだよ。
神代…まだ神と人との交わりがあったとされる時代───人の世の戦乱を憂いた神々は、選ばれた一族の人間にとある力を授ける事にした。
───アマテラスの秘宝。
人の心を読み、感情を力に変え───人の心に世界を作ることさえ可能にした、超常の力。
神は人類に期待した。互いの心を理解し、通じ合うことができれば、この世から争いは無くなるのだろうか。あぁ、きっとそうだとも。神も人も、分かり合えぬものに恐怖し、生きる為にそれを誹り、追い出し、終いには屠るのだ。互いを見通し、互いの心を感じ取り、互いに当事
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?