概要
そう、つまり、ADHDだし、アスペルガーなんです。
同じ特性の方はきっと、ケーキ屋さんで働くのはつらいと思う。
ほんとうに向いていない。
生まれて初めて「出来ない」「いつまでも出来ない」「いつになったら出来るようになるの」
「あなたがいるからみんなが迷惑なんです!」と言われ続けています。
こんなこと言われるの、生まれて初めて!!!
これまで何かが「出来ない」と思ったことのない人生でした。
大発見です!
若いときにやっていたら病んでいたなあ、
でも、おばさんだから病まずに観察しています。
ふとエッセイにしようかなって思って書いてみました。
気軽にお読みくださいませ。
全12話約10000字のエッセイです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!心が痛くなりました。でも学びがあります!
ケーキ屋さん。そこは美味しいケーキと共に、夢や癒しを売るお店だと思っていました。この作品を読ませていただくまでは😭
お店にも、そこで働く人にも寄ると思いますが、なんと過酷なお仕事なのでしょう。
私は作者さまの特性とは、また違った人間ですが、自分のことのように読み進めてしまいました。
人にはそれぞれ性格、癖、バックグラウンド……などがあります。得意なこととそうでないこと。誰にだってあるのです。
どんな事も卒なく完璧にこなせる超人は、ほんの一握り。できたとしても、難癖をつける人はつけてくる。
誰しもが快く、気持ち良くお仕事が出来れば良いのに。
ケーキ屋さんで働いた事、こんな風にいけずな目に…続きを読む - ★★★ Excellent!!!執筆こそ生き残るための営み
人間、誰しもスーパーマンではありません。それぞれの人にとって出来ないことがあります。普通のことです。
と簡単に「普通」と書いたのですが、もし自分が「普通」のことが出来ないと知ったら、どれほど苦しく、どれほど心が痛いか。
当エッセイの筆者は、これまで大きな問題を起こさず生活できていましたが、新しい職場に入ったことで自分には「普通」のことが出来ないと知ります。というか、突きつけられます。
「普通」のことが出来ないと苦しいです。しかし自分の特性を変えてくれる薬も魔法もありません。今の自分のまま生きるしかありません。
するとどうするか。筆者は自分の中で出来事を思い返して意味づけしていきます。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!昔こんなことが起きたと、笑い話にしなきゃいけないエッセイです
私事で恐縮ですが、バイトをしている教え子から、ケーキ屋さんの裏側を知る機会がありました。「お客さんとして見ていたときの景色と全然違う。ケーキの箱詰めとかね……」などのように。
このエッセイを拝読して、ケーキを作るとき以外も大変なことが盛りだくさんだと改めて考えさせられました。
ケーキ屋さんならではの大変さ。特性に寄り添ってもらえない職場の息苦しさ。実際に自分が働いていると錯覚してしまうほど、作者様を悩ませる状況がリアルに迫ってきます。
ケーキ屋さんも、ケーキ屋さんではない仕事に就いている方々も、どうかご一読くださいませ。 - ★★★ Excellent!!!空気が読めないのは脳構造が【男性脳】に近いからです。
結論から述べれば作者様は男性型の脳構造だと思います。脳構造は男女によって違い(厳密には体の性差のことではない)、体が男性でも脳構造が【女性型】、体が女でも脳構造が【男性型】だと、女なのに空気が読めない、男なのにすごく目端が利く、となります。
この脳構造の違いは左脳と右脳の連結部、脳梁が太いか細いかで決まります(もちろん例外もあります)
脳梁が太ければ左右の脳の連携が充分に取れるので察しが良くなり、
脳梁が細ければ左右の脳の連携が悪いので、鈍くなります。
なので【女性型】の脳梁が太く【男性型】は脳梁が細いです。
人間は脳の中身が見れませんので、見た目(体の性差)の判断で【女】か【男】と判断…続きを読む