ケーキ屋さん。そこは美味しいケーキと共に、夢や癒しを売るお店だと思っていました。この作品を読ませていただくまでは😭
お店にも、そこで働く人にも寄ると思いますが、なんと過酷なお仕事なのでしょう。
私は作者さまの特性とは、また違った人間ですが、自分のことのように読み進めてしまいました。
人にはそれぞれ性格、癖、バックグラウンド……などがあります。得意なこととそうでないこと。誰にだってあるのです。
どんな事も卒なく完璧にこなせる超人は、ほんの一握り。できたとしても、難癖をつける人はつけてくる。
誰しもが快く、気持ち良くお仕事が出来れば良いのに。
ケーキ屋さんで働いた事、こんな風にいけずな目に合ったことはありませんが、とても共感や学びがある作品でした。
辛くても働かなくては、生きていけない💦
でもご無理しすぎないように。
応援しています☺️
人間、誰しもスーパーマンではありません。それぞれの人にとって出来ないことがあります。普通のことです。
と簡単に「普通」と書いたのですが、もし自分が「普通」のことが出来ないと知ったら、どれほど苦しく、どれほど心が痛いか。
当エッセイの筆者は、これまで大きな問題を起こさず生活できていましたが、新しい職場に入ったことで自分には「普通」のことが出来ないと知ります。というか、突きつけられます。
「普通」のことが出来ないと苦しいです。しかし自分の特性を変えてくれる薬も魔法もありません。今の自分のまま生きるしかありません。
するとどうするか。筆者は自分の中で出来事を思い返して意味づけしていきます。傍から見れば愚痴を吐いています。しかし出来事に新しい意味を付ける、ある意味では茶化すことが明日を生きるために必要なのです。
そう。このエッセイを執筆することそのものが明日に生き残るための営みなのです。現世を生き残るために書く、その壮絶な現場を目撃できます。筆致はおちゃらけていますが。
なお職場の環境にも思うところはあります。レビューアーはソフトウェア開発企業の従業員ですが、途中に出てきた電子決済(いわゆる「なんとかPay」)の動作については筆者の指摘に同感するもので、きっとどこかでクレームが開発元に上がって中の人が苦労するんだろうなあ……と、筆者とは別の(ある意味では敵対する)視点で眺めたりもしました。
生きるって大変です。みんな苦労しているのに、どうして他人の苦労まで知る必要があるのか。理由の一つは新しい対処法を学べることです。書くことで生きる姿を当エッセイで学べます。
私事で恐縮ですが、バイトをしている教え子から、ケーキ屋さんの裏側を知る機会がありました。「お客さんとして見ていたときの景色と全然違う。ケーキの箱詰めとかね……」などのように。
このエッセイを拝読して、ケーキを作るとき以外も大変なことが盛りだくさんだと改めて考えさせられました。
ケーキ屋さんならではの大変さ。特性に寄り添ってもらえない職場の息苦しさ。実際に自分が働いていると錯覚してしまうほど、作者様を悩ませる状況がリアルに迫ってきます。
ケーキ屋さんも、ケーキ屋さんではない仕事に就いている方々も、どうかご一読くださいませ。
結論から述べれば作者様は男性型の脳構造だと思います。脳構造は男女によって違い(厳密には体の性差のことではない)、体が男性でも脳構造が【女性型】、体が女でも脳構造が【男性型】だと、女なのに空気が読めない、男なのにすごく目端が利く、となります。
この脳構造の違いは左脳と右脳の連結部、脳梁が太いか細いかで決まります(もちろん例外もあります)
脳梁が太ければ左右の脳の連携が充分に取れるので察しが良くなり、
脳梁が細ければ左右の脳の連携が悪いので、鈍くなります。
なので【女性型】の脳梁が太く【男性型】は脳梁が細いです。
人間は脳の中身が見れませんので、見た目(体の性差)の判断で【女】か【男】と判断し、作者様は見た目が【女】なので周りの女性は同じ女性として、空気が読めて当然と扱ってくるのでしょう。
文章を読むからにかなり論理的な思考をするかたなので、間違いなく【男性脳】に近いでしょう。
おそらく理系の男性との会話は物凄くスムーズかつ快適なのかもしれません。
また、男性からも話やすい相手と思われているのかもしれません。
男性脳に関して興味があるのでしたら、ネットで調べればいくらでも出てきます。
もしかしたら男性脳の特徴が余りにも自分と一致して驚かれるかもしれませんが。
そして女性脳との付き合い方もある程度わかるかもしれません。