概要
概要
①「光年のノマド」The Nomad of Light Years
この物語のエンディングはそのままオムニ・ジェネシスの冒頭へと繋がります。
オムニ歴77年9月22日、太陽の活発期が原因で地球を飛び出した十隻の超巨大船も、既に四隻が亡き者となり、残る六隻の船の船長たちの間では船主脳会議が行われていた。
黒い太陽とは…?人類は再び、岐路に立たされる。
②「鎮魂歌は魂を運ぶ 」Requiem Carries Souls
この物語の終了後、時を経て光年のノマドが続きます。
西暦2980年、局地的な宇宙線が太陽に当たる。地球は運良く軌道上に当たらなかったが、宇宙線に
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!きゃー! 面白いSFがここにありますよっ!!
なぜ、タイトルに、きゃー、なのか。
私が興奮のあまり、きゃーきゃーしてるからである!
本文は、わかりやすい説明、ぽんぽん進んでいくストーリー。
あざといギャグやエロはなし。
硬派なSFなのである!
しかし、とっつきにくい事はまったくなく、読み始めると、すーいすーい、先を読みたくなるのである。
本作は、「オムニ・ジェネシス」の外伝。(本編未読でも読めるけど、本編読んでる人のほうが、なお面白い。)
でね、この作者さま、物語を先に読ませる力がすごいの。
知ってた。だから、時間をわざわざ作って、一気読みしたよ!
そしたら大満足で、「光年のノマド」読了したら、もう顔がニッコニコよ! それで興…続きを読む - ★★★ Excellent!!!気付けば夢中で読んでいた。
『オムニ・ジェネシス』という本編の外伝にあたるSF小説です。
ですが、本編を知らなくても十二分に楽しめます。だって私も本編未読。でも、気付けば夢中で読んでいました。
地球が滅びた後の、生き残りの民たちが乗る六隻の宇宙船。当然そこには、それぞれの船長がいます。彼らを含め、登場人物たちのキャラがよく立っていて、彼らの濃い人間ドラマが展開されるのです。
SFに慣れていない人は、最初は何か難しい話をしているな、と感じるかもしれません。実をいうと私もそうでした。でも、徐々に各船長に愛着が湧いてくるあたりで、六隻の船の一つ、『ブラック・イージス』の脱退騒動が起こります。このあたりから、もうこの宇宙空…続きを読む - ★★★ Excellent!!!本格的なSF中編集! 宇宙のロマンに心躍らせ、人類の危機に刮目せよ!
SF長編『オムニ・ジェネシス』の前日譚ですが、
おそらく本編を読んでいなくても楽しめます!
現在アップされているのは「光年のノマド」。
これだけで8万字近くあるので短編集というより中編集かもしれません。
とにかく手に汗握り、一気に読んでしまう面白さ。
子供の頃、図書室から借りた海外SFを、息をするのも忘れて読んだことを思い出します。
酸素がなくなる! とか通信が途絶える! とか、ドキドキが堪らなかったのですが、
今作でも「このまま宇宙の藻屑になるかも!」という危機感溢れるシーンが描かれます。
小説を読むのって楽しかったよなあとしみじみ思い出し、子供心に帰って夢中になりました。
作者様…続きを読む - ★★★ Excellent!!!本編オムニ・ジェネシスは、この外伝から始まった―――!!!
カクヨム史上最高SFファンタジーと呼び声高い「オムニ・ジェネシス」
新章が待ち遠しい中、執筆された『外伝』
その内容は、本編を読んでいた人が知りたくてたまらなかった始まりの物語。
何故宇宙に生活区を求めた人類が、何万年物時を超えてコールドスリープをしていたのか!?
その答えが語られる第1章①光年のノマド。←今私はここ
コールドスリープが実用されるまでの背景と葛藤、そして技術的な確証。
本編同様、生きるために必要なエネルギー問題をキーワードに「オムニ・ジェネシス」だけでなく、共に宇宙に出た様々な船と共にその真実がいま語られる(/・ω・)/がおおお
そこで見れる人々の葛藤と意見の相違は、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!宇宙船オムニ・ジェネシス人類存亡をかけて旅立つ。人々の熱いドラマと共に
黒い太陽による、人類絶滅の危機。
数値としてそれがはっきりする前に、コズモ船長は、それを予言する不思議で怪しい手紙をある人物から受け取っていたのです。
その手紙は、本当に人類を救う手紙なのでしょうか。
そして現在、人類の命運をつないでいる六隻の宇宙船。
それぞれの船の個性的な船長。船の中で繰り広げられる熱い人間ドラマが、最高に素晴らしいです。
本編『オムニ・ジェネシス』の続きが早く読みたーい、というかた(私も含めて)
一番最初のオムニ・ジェネシスの旅立ちを、ここで見守ろうではありませんか。
本編をお読みでないかたはなおのこと、この外伝を読んで『オムニ・ジェネシス』にはまってく…続きを読む