なぜ、タイトルに、きゃー、なのか。
私が興奮のあまり、きゃーきゃーしてるからである!
本文は、わかりやすい説明、ぽんぽん進んでいくストーリー。
あざといギャグやエロはなし。
硬派なSFなのである!
しかし、とっつきにくい事はまったくなく、読み始めると、すーいすーい、先を読みたくなるのである。
本作は、「オムニ・ジェネシス」の外伝。(本編未読でも読めるけど、本編読んでる人のほうが、なお面白い。)
でね、この作者さま、物語を先に読ませる力がすごいの。
知ってた。だから、時間をわざわざ作って、一気読みしたよ!
そしたら大満足で、「光年のノマド」読了したら、もう顔がニッコニコよ! それで興奮して、こんなテンションよ。
読後感も、グー!
あらすじ?
なんか地球が、太陽が活性化で住めなくなるかも? さあ大変だ! の未来です。
かっこいい男、かっこいい女がでてきますぜ!
ぜひ、ご一読を!
面白いですよ、夜ふかししちゃわないように、ご注意を。
『オムニ・ジェネシス』という本編の外伝にあたるSF小説です。
ですが、本編を知らなくても十二分に楽しめます。だって私も本編未読。でも、気付けば夢中で読んでいました。
地球が滅びた後の、生き残りの民たちが乗る六隻の宇宙船。当然そこには、それぞれの船長がいます。彼らを含め、登場人物たちのキャラがよく立っていて、彼らの濃い人間ドラマが展開されるのです。
SFに慣れていない人は、最初は何か難しい話をしているな、と感じるかもしれません。実をいうと私もそうでした。でも、徐々に各船長に愛着が湧いてくるあたりで、六隻の船の一つ、『ブラック・イージス』の脱退騒動が起こります。このあたりから、もうこの宇宙空間に吸い込まれちゃうがごとく、のめり込むことになりました。いや、だってね? 生きるか死ぬかの宇宙空間での、希望と絶望のジェットコースターですよ。
どうなるの、どうなっちゃうの!?
そんな気持ちにさせられて、どっぷり、海藻ネオさんの宇宙に浸かっちゃうのです。先へ先へと導くこれらの構成力が、本当に素晴らしい。一本の映画を観た気分になりました。
SFがお好きな方も、SFに馴染みがない方にも、お薦めしたい作品です(^^)!
SF長編『オムニ・ジェネシス』の前日譚ですが、
おそらく本編を読んでいなくても楽しめます!
現在アップされているのは「光年のノマド」。
これだけで8万字近くあるので短編集というより中編集かもしれません。
とにかく手に汗握り、一気に読んでしまう面白さ。
子供の頃、図書室から借りた海外SFを、息をするのも忘れて読んだことを思い出します。
酸素がなくなる! とか通信が途絶える! とか、ドキドキが堪らなかったのですが、
今作でも「このまま宇宙の藻屑になるかも!」という危機感溢れるシーンが描かれます。
小説を読むのって楽しかったよなあとしみじみ思い出し、子供心に帰って夢中になりました。
作者様がプロフィールに「スローに始まり壮絶なストーリー展開をしていくみたいな作品が好き」と書かれている通り、最初は穏やかに始まります。
が、8話あたりからどんどん物語が加速していき目が離せなくなります。
SF好きもそうでない人も、ぜひ読んでみてください!
物語の核にあるのは「人間」です。
SFというジャンルに対する興味の有無は関係なく楽しめますよ!
カクヨム史上最高SFファンタジーと呼び声高い「オムニ・ジェネシス」
新章が待ち遠しい中、執筆された『外伝』
その内容は、本編を読んでいた人が知りたくてたまらなかった始まりの物語。
何故宇宙に生活区を求めた人類が、何万年物時を超えてコールドスリープをしていたのか!?
その答えが語られる第1章①光年のノマド。←今私はここ
コールドスリープが実用されるまでの背景と葛藤、そして技術的な確証。
本編同様、生きるために必要なエネルギー問題をキーワードに「オムニ・ジェネシス」だけでなく、共に宇宙に出た様々な船と共にその真実がいま語られる(/・ω・)/がおおお
そこで見れる人々の葛藤と意見の相違は、良い意味で本編以上の壮大さを読者に強く印象付けることでしょう。
本編を読んでいない方もすんなりと読めるお話です。
寧ろ、こちらを読み進め本編に進むと、よりお話の背景が繋がり面白いのかもしれません。
是非、冬季休みで読む本に加えてみては如何でしょうか!?
おススメ過ぎますので(/・ω・)/
黒い太陽による、人類絶滅の危機。
数値としてそれがはっきりする前に、コズモ船長は、それを予言する不思議で怪しい手紙をある人物から受け取っていたのです。
その手紙は、本当に人類を救う手紙なのでしょうか。
そして現在、人類の命運をつないでいる六隻の宇宙船。
それぞれの船の個性的な船長。船の中で繰り広げられる熱い人間ドラマが、最高に素晴らしいです。
本編『オムニ・ジェネシス』の続きが早く読みたーい、というかた(私も含めて)
一番最初のオムニ・ジェネシスの旅立ちを、ここで見守ろうではありませんか。
本編をお読みでないかたはなおのこと、この外伝を読んで『オムニ・ジェネシス』にはまってください。
さあ、あなたも一緒に、宇宙の彼方へ!!