すべてを知るのは、愛し合う二人だけ。

仄暗い世界観の中にある、妖しくも艶やかな二人の愛。
これは、二人しか知らない愛であり、周りにいる者は何も知りません。
だから、二人の関係をよく思わない。彼女のことは、陛下を惑わした「悪女」だと噂が広がる。

でも、二人は別にそれでいいのです。
だって、お互いがしっかりとわかっていればいいから。
何よりも、想いが通じ合い、愛し合っているから。

自分達だけが知っていればいい。わかっていればいい……すごくたまりません。めちゃくちゃ好きです。何回でも言いますが、きゅんです。

読み始めると世界観にどっぷり、二人にどっぷりはまっていきます。間違いありません。
皆様もぜひ読んでみてください。

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