この力は、愛おしいあなたを護るために。あなたを傷つける者は、許さない。

短いお話の中に、ぎゅっと詰め込まれた優しい愛と純粋な想い。
けれど、行き過ぎるとそれは、狂気へと変わっていく。

花瑠は気付かない。だって、忘れてしまうから。
覚えているのは、儚だけ。
それでいい。怖い夢は、忘れてしまえばいいのだから。
そして、また怖い夢を見たときは教えてほしい。
花瑠を傷つける者を、儚は許さない。

そうして、花瑠は幸せになっていく。
自分を花嫁にしてくれる。
儚は、そう信じている。

とても読み応えのあるお話です。
皆様もぜひ、読んでみてください。

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