否定しない僕の、君を肯定する創作論

「僕なんかにも書ける事なんてあるだろうか……」
　これは、ありきたりで何の変哲も無い『けものさん』という自信の無い物書きが綴る、極々個人的な体験の中から創作に関する事だけを切り取ってみた、誰の事も傷つけないふんわりやわらかな、エッセイみたいなかるーい創作論。

　何の役にも立たないかもしれない。けれどもしかしたら、何かを得られるかもしれない。
　書くからには精一杯書くつもりだ。もし色々と間違っていたなら、精々笑ってくれると嬉しい。殴って楽しんでくれても、それはそれで勿論痛いけれど、それでも君が楽しんでくれたなら、僕はそれで概ねハッピーな感じの、傷ついたとしても傷つけない創作論