否定しない僕の、君を肯定する創作論
けものさん
第1話『それじゃあ肩を組もうぜ、兄弟』
『なろうはPVが取りやすい。カクヨムはPVが取りにくい』
自分はそういった沢山の人が未だに論じているような素晴らしい事を論じるつもりはまーーーーったく無い。
それらを論じている人や、対策を教えてくれている人なんて山のようにいるはずだ。良い創作論を書いている人達は沢山いるはずだ。
だから僕はそれを論じない、けれど僕は『僕の人生』で起きた創作の欠片を論ずる事は出来る。
それがもし、誰かの役に立ったならば、もしくは面白いと少しでも思ってくれたならば、そう思ってへにゃりとした創作論を書いてみる事に決めた。
この創作論(?)を書き始めたきっかけはTwitterのスペース機能(ホストがマイクで話し、そこにリスナーとして聞きにいけたり、話したい人はリクエストして許可されると話が出来る機能)で出会ったとある大量PVを持っている物書きさんだった。
それでは僕に出来る創作論を考えてみよう。
『三幕構成』とは。
『初心者が覚えておきたい簡単な文体』とは。
絶対に誰かが言っているヤツだ!
そもそも、自分自身情報として持ってはいても、それらにも自信は無い。
ただ『三幕構成』については『シド・フィールドの脚本術』という本を目をしょぼしょぼさせながら読み、映画については3年少しで約1000本、頭痛で倒れる程見たのでいつか何か分かりやすい作品になぞらえて書くかもしれない。
ちなみに頭痛で嘔吐しながら泣いている時に、某テレビ番組の企画で同病院を受診していたらしい『DJ K◯◯』氏が隣のベッドにいた。広い部屋に二人きり、僕はあまりの頭痛で彼を気にする余裕など無かったが「痛いよぅ」と苦しみ続け吐き続ける僕の事は彼の心に残ったかもしれない。
そんな話はおいておき、自分が書けるような事で人に勝る物はそう多くないと思っている。
論ずる事についても、読み手や書き手が思う事はその人の数だけあると思う。だから
『それぞれだよ!』と思う僕はあまり気にしていない。肯定はする、けれど否定はしないという生物がこの僕『けものさん』だ。
攻撃されると時々頑張ろうとはするけれど、負け戦こそおもしろいなんて事を言いながら本当に負けるタイプ。
というわけで、各々が信じる物を信じるといいのだ。各々の創作論を信じたり、時に訂正したりすればいいじゃないか。ゆるーく行こうぜ。そういってしまうと論を語るという行為からはかけ離れてしまうかもしれないが。
ただ、少なくとも一つだけ『あらゆる書き手その人だけ』に書ける事がある。
それは『今までずっと読み手であった人』だって、同じだ。
間違いない。きっとこれは沢山言われている。誰でも最高のストーリーを一つは持っている、書き方は下手だとしても、努力すればそのストーリーを使って書き手になる事が出来る。
その内容に間違いがあったとしても、それを含めて反省として、書き続けていける事がある。
それは『自分の人生』という作品について、書き起こす事だ。
僕の中には、人に誇れるような、論じていけるような素晴らしい知識は無い。
だけれど僕にも、貴方にも『人生』という作品がある。
だから僕はそれを書いてみようと思った。
きっと、大した事ではないのだろう。だけれど、自分の物語の一頁を文字にする事によって、僕にとっては確実に、そうして誰かにとってはもしかすると、意味のある文字列になるかもしれない。
ならばこれはエッセイだろうか?
いいや、それはいつかちゃんと最初から書こうと思う。
これは『自分の人生』から、創作に纏わる話だけを切り取った話。
さぁ僕の人生を切り取ろう。
僕は『小説家になろうで55万PV』を獲得し『カクヨムで356PV』を獲得した書き手だ。
『https://kakuyomu.jp/works/16817330651640258932』
こちらがカクヨムでの拙作になる。
とはいえ、読んでくれている人がいるというだけで僕は満足な書き手ではあるのだけれど。
55万PVも354PVも、読んでくれているのは同じ人だ。だから感謝しているのは同じ事。個人的にはあんまりしょんぼりもしていない。
似た経験をした人は絶対にいるはずだけれど、これは誰かと限りなく似ている僕だけの経験だ。
そんな似ている経験をしている誰かに、僕は気楽にこう言いたいんだ。
「よう! なろうから来た同胞。よぉんまれねーぞ! よぉんまれねーな!」
「あぁ! 読まれねーな! 兄弟!」
そう返してくれると嬉しい。
これだけ書いて何が言いたい記事かって? 序文みたいなもんさ、いいだろ兄弟。
ただ一つ言えるのは『時に550000っていう数字は、場所が変われば356って数字に圧縮される』という事。
俺と一緒にへこむなよ兄弟、一緒に肩組んで、コーラかウイスキーかオレンジジュースを飲み交わそうぜ。物書きをやってりゃ皆兄弟さ。上も下もあるかもしれないけれど、少なくとも此処にたどり着いてくれた兄弟は、この『カクヨム』っていう同じ場所で肩を組めると信じたい。
それに比べる為に出してみた55万PVなんてのも、たまたま陽の目に当たっただけだからさ。ただの偶然なんだぜ兄弟。358PVが今の僕の実力。大した事は無いんだ。
ネット小説、陽の目が当たれば、たまたま伸びる事がある世界なのはきっと皆知ってる事。
それじゃあ、僕の話を始めていこう。
出来ればそうだな……兄弟の話も聞けたら良いな。
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