隔離施設で目覚めた"ヤツラ"は、引きこもってちゃいられない

ノックの音が響く、響く。

隔離されている実験施設、記憶を失くして目覚めた被験者。
彼らはそこを出られぬまま、ひたすらに今日を生きていく。
心を、命を失わなわぬよう、生きる為に異形を倒す。

安全なのは部屋の中、けれど安全しか無い部屋の中。
部屋の中で飢えて死ぬのか、部屋から出て戦いを選ぶか。
戦う事を選ぶまで、異形が叩くノックは止まない。
目覚めた部屋の片隅に、自分だけにしか使えない武器。
銃か、刀か、薬物か、それとも別の何かだろうか。

消された記憶を取り戻す為、鳴り止まぬノックを消す為。
隔離を抜け出すその日まで、自分だけのその武器を手に、異形を倒し生存を勝ち取れ。