アテンヌが転生したらフランケン

　異世界に転生した主人公のさやかは、首から上がかわいいキューピットで、首から下が魔界に住む青いモンスターという合成獣になってしまっており、ツラい現実から逃げたいと思っていたのにもっとハードなモンスターになって目がさめることとなり、ひどく落ち込むことになる。

　その、合成モンスターを作り出したのは、トルーヴィルというあやしいが超イケメンな魔導師で"ラクロウの書"という、あやしげな魔法がたくさん書かれた魔導書を使い、地域紛争で亡くなったトルーヴィルの彼女を復活させよみがえらせる為に女神を召喚してそれを生け贄にしようとしたのだが、なぜか召喚に失敗してしまい、キューピットが魔法陣から出て来てしまう。

　そして、トルーヴィルが次に召喚してしまったのは、また目的の神代の聖獣ではなく、青い肌をした魔王…続きを読む