第10話 なつかしい香り

ーー26ーーーーーーーーーーーーーーーー


シャーロンは トルーヴィルに

見つからない ようにと 忍者の

服装に 着替えた

首から 上は 目の 部分だけ

出ているだけだが 胸の下半分と

お尻に かけて 薄い布地で おおい

あとは 露出している


「これで 見つかる事も あるまい

我ながら 見事じゃ」


普通に 道を 歩いているが

誰も 目を あわせない


「オホホ

効果てきめんじゃ」


そうして 森の中を 歩いて いると


ドゴーン


遠くで 爆発音が する

シャーロンが あわてて

音の方へ 行って みる

ピョンと ジャンプし

木の 枝に 飛び乗り

よく 目を こらして

見て みると


「あれ 家が ない」


トルーヴィルの 家が そっくり

そのまま 無くなっている


「なんだ ヤツら なにやってるんだ」


崖っぷちに 質素な 石造りの家が

あったのに どこにも見当たらない


「取り壊して どこかに 移動する

つもりか」


笑い声だけ 響きわたる


「なんだ キャッキャ 騒ぎやがって」


シャーロンは 正直 うらやましい

彼女には たくさんの 仲間と

集まり 楽しく 語らう経験が ほとんど

ないのだ


「なんだよ なんだよ なんだよ」


激しく 乗っている木の枝を

ゆらすシャーロン

やりすぎて 枝が 折れて しりもちを

つく


「ウギャー」


あわてて クチを ふさぐ シャーロン

どうやら 気付かれては ないようだ


「あっぶねー

それと おちり痛いーッ」


白い顔が 真っ赤に なる

木陰から そーっと 覗くと

トルーヴィルの家が ある


「あっれぇー あるじゃん

見間違えたんかな」


しかし よく 見ると 小ぶりに

なっている


パカラッパカラッ


馬に 乗った兵士が ライナー達と

話を している

そして 兵士は 笑いながら さっていく


「もう少し 近くに行って

会話を 聞きたい」


慎重に ライナー達に 近づく

シャーロン


バキッ


かなり 大きめな 音が 鳴り響き


「あれ 誰か 来てるのか」


ライナーが シャーロンの いる

茂みへと 近づいて いく


ドックン ドックン


シャーロンの 心臓は クチから

出そうな ほど 高鳴って いる


「おーい レガリスか

隠れて ないで 出て こいよ~」


シャーロンは ヒザを かかえて

丸く なる

ライナーの 脚が すぐ 目の前まで

迫って いる


「おーい」


もう少しで ライナーが 茂みに 手を

入れる寸前


「ニ・・・ニャア」


シャーロンは ネコの 鳴きマネを

する


(なんだ こいつ

知らない人が ネコの鳴きマネ

してるんだが これは

関わらない方が イイよな)


「あ・・・ああ なんだネコだ

すっごい かわいい声したネコだ

誰が なんと言おうが ネコ以外 ありえ

ない」


かなり うわずった 言い方で

さもありなんとす


「へぇー そんなに

かわいいんだー

わたしも 見たいなぁ~」


「あたいも 見たい!」


メイナも ニパも 興味しんしんと

いった 口振りで 近づいて くる


「あっ もうネコは 逃げて 行った かも

しれない 残念だったね」


ライナーは 茂みに 手を 入れ

女を 逃がそうと 手を クィクィと

動かすが なんと シャーロンは

いつもの クセで ライナーの手を

ペロペロと 舐めまわしだした


「なッ」


食事の時に 手が 汚れると 魔王は

横に 立たせている シャーロンを

フィンガーボールの かわりよろしく

使って いた

そんな事を 知らないライナーは

その女を ぎょうしする


「なんだ これ

異世界では 普通に おきる現象

なのか」


そう思った ライナーでは あったが


「いやいや とはいえ

やっと平和に なりそう

なのに コレは マズいって」


もう少し 舐めて 欲しいと

思いつつ 手を 引きぬく


「あっ」


シャーロンが 少し たいせいを 崩し

ライナーの 股間に 顔が うずもれる


「あれ まだ ネコが いるんじゃない??」


メイナが 近くまで来る


「いや いないよ」


ライナーは あせる

強引に メイナの肩を つかみ

クルッと 回転させ

なんとか その場を 移動する


(あぶねえ もう少しで イッて

しまうとこだ)


なんとか 危機を 脱し エルフの里へ

あゆみを 進める ライナー達

それを 後ろから つけ狙う シャーロン


「なんか 厄介事が さらに

増えたなぁ トホホ」


「ライナーさま なにが 増えたの

ですか??」


ニパが 不思議そうに 聞く


「うん まぁ 住む所を なんとか

したいなって」


「エルフの里は キレイな森

キレイな川 そして エルフ達も

フレンドリーで 最高な場所よ

少なくとも ゴブリンが

住むとこ よりはね」


「こら

また ケンカに なるような事を

言うな」


「はーい」


しばらく 歩くと 全体が 黄緑色の

コケで おおわれた エリアが

あらわれる


「ここが エルフの里の 入り口

あの木の下に 穴が あるでしょ

あそこから 入るの」


コケのエリアの 真ん中に

朽ちた 大木が ある

しかし そこに あいた穴は

ライナーの 頭が ようやく 入る サイズだ


「これ どうやっても

入れないでしょ

ここまで だね」


ライナーが 向きを かえて

帰ろうとすると


「待って 入り方が あるの」


メイナは 必死に 止める


「穴の 前で 入りたいと 願うの

そしたら 入れるの」


メイナが 説明するが


「そんな 簡単に 入れるわけが

グッ・・・うおお」


目の前が グルグルなったと

思えば いきなり 村が あらわれる


「なんだこれ

イリュージョンか なにかか」


ライナーは 目の前で 起きた事が

理解出来ないでいる


「ライナーさま すごいですね

なにが あったのか サッパリ

です」


ニパも 目を パチクリさせ ながら

ライナーに 聞く


「ああ 不思議だな

この世の ものとは思えない」


ライナーは 周囲を 見回す


「イイとこでしょ

ここでは 常に花が 咲いているのよ

外の 世界は 大荒れだけどね

ここに帰ると ホッと する

の よ」


メイナは 腰に 手を おき

自慢げに 話す


「たしかに 安らげるな」



ーー27ーーーーーーーーーーーーーーーー


「うっ うわぁ」


エルフの里は 道沿いに 草を 編んで

作ったような 家が ポツポツある

ような 所で ライナー達が メイナの

家を 目指して 歩いていると

道の 真ん中で 倒れて うめいている

人が いる


「どうした なにが あった??」


その エルフは バンダナを 巻き

少し 革の ヨロイで 防御力を あげて

いる

メイナは 正座し その男の頭を

ヒザに 乗せる


「ヤツらに やられて しまい

まし・・・た」


苦しそうに しゃべる男


「ヤツら

誰だ 誰に やられた」


「水源の・・・」


そこまで言うと その男の

体は 光る砂になり 風に ながされて

いく


「なんだ 今 なにが おきた」


ライナーは 目の前で エルフが

消えた事に ビックリして

つい 声を あららげる


「自然に 還って いったの」


深く 沈んだ声に いつもの 明るい

メイナは いない


「つまり その 死んだって こと

なの かな」


ライナーの 問に 対し

無言で 頭を 縦に ふる メイナ


「そう・・・なんだね

なんて 言ったら いいのか

わからないんだけれども」


残った バンダナと 防具を 見つめ

ながら


「ゆるさない」


メイナは 声を 震わせ 怒りを

あらわにする


「水源が なんとか 言って

ませんでしたか」


ニパが ライナーに 聞く


「ええ 最近 大きな木を 求めて

人間が 来ているの」


メイナが くやしそうに 答える


「ヤツらは 大きな木で 大きな船を

作る つもり なの」


ため息を 吐き捨てるように

メイナが 言う


「そうなんだね」


ライナーは この異世界に ついて

よく わからない事が おおいので

大きな船というのが 全然 ピンと

きていない

しかし


「それで 水源の森に まで 手を

伸ばして 来た」


「うん なるほど」


エルフが 大切にしている森 なんだ

という その部分は なんとなく

理解する ライナー


「でも それは させない

エルフにとって 必要な所

だから」


するどい 視線を ライナーに 向ける

メイナ


「それで」


「この里で 自警団を つくって

守って いたの だけど」


さみしそうに 話す メイナ


「つまり 自警団が 全滅した

って ことかな」


ビクッ となる ライナー

アッ という顔になる ニパ


「わからない

でも こんな致命傷を おわせる

連中が やって来たって事は・・・」


メイナが くやしげに 話す


「で・・・このままってワケ には

いかないよな」


パチッ


ライナーは 右手で つくった拳を

左手で受ける


「ライナー なにする気??」


心配になり 問い ただすメイナ


「なーに ちょっと痛い目に

あえば 手を引くだろ」


軽く もんでやるという

雰囲気を 出す ライナー


「やめて それは この里で

解決する事だから」


強い 口調で ライナーを 制する

メイナは 目を うるませ

必死に 笑顔を つくって見せる


「・・・そこまで 言われたら

もう なんも言えない」


ライナーは 納得 せざるを えない


「でも いつでも 協力するぞ

そんな ヤツら 束に なって

かかって 来ようが 蹴散らして

やんよ」


拳を 前に つき出すライナー


「まぁ たのもしい

ホレなおし ましたわ」


ライナーに ギュッと 抱き付く メイナ


「ここで シて ください」


ポッと 頬を 赤らめ ながら

ライナーに ささやく メイナ


「いや こんなとこで 出来ないよ」


人通りが ないので シようと思えば

できなくも ないが これから

メイナの生家に 行くというのに

大丈夫なのかと ちゅうちょする

ライナー


「それじゃあ わたしの家まで

早く 行きましょう」


それを 察して 早く 行くよう

うながす メイナ


「う・・・うん

でも シないよ」


あっさり 断る ライナー


「ちょい ちょい

あたいを おいてくなぁーッ」


ニパが 蚊帳の外に なるのを

おそれて アピールする

それを 後ろから 見る シャーロンの

目にも 涙が にじんでいる


「ちくしょーッ」


シャーロンは 気付かれないように

ゆっくりと 後を ついてゆく


「さてと ここが わたしが 生まれ

そだった家よ」


大きくて 立派では あるが

草で 出来て いるのは 周囲の それと

かわりない


「なんか 思ったよか

イイ家だね」


ライナーには 外観の印象が よい

らしく ニパは 少し 不安に なる


「こんなの ライナーさまの為なら

すぐ お造りいたしますよ」


ニパは どうにか 明日は 自分が

主導権を にぎる為に やっきだ


「いや そんなに 気を もまなくても

明日は ゴブリンの集落に 行くから

安心してよ~」


さすがに フォローする ライナー


「うん 絶対よ ライナーさま」


めちゃくちゃ熱い 視線を ライナーに

向ける ニパ


「もちろんだよ」


少し むね焼けを 感じる

ライナー


「ちょっと なにやってんの

二人とも

早く 入って来なさいよー」


元気な 声が 響き わたる


「ああ すぐ 入るよ」


そう言う ライナーの 肩を ニパが

つかみ 濃厚な キスを する


「んッ今は マズいって」


めまいしそうになる ライナー


「見せつけて やりたいの」


必死に しがみつく ニパ


「ねー ナニ やってるの

待ってるんだけど」


メイナが 確認に もどると

口づけを している二人


「ちょっとだけ 我慢して

くださる?? あいさつが

終わるまでで イイんで」


そう言いながら あいだに 割って

入るメイナ


「うん 全然 がまんできるぞ」


ライナーに 悪びれる そぶりも

ない


「もう少し・・・」


ライナーの 手を つかむ ニパ

それを ひきはがす メイナ


「おさえてるから

ライナー 先に 入ってて」


クイクイと アゴを 動かす メイナ


「お おう」


うながされるように 中に 入る

ライナー

実家感 満載の 内装

なつかしいような 生活臭


「なんか 日本を 思い出しちゃうな」


しかし ビックリするほど かつての

生活を 忘れて いっている

ライナーは もう 自分自身の

本名すら 思い出せないでいる


「ん・・・ニッポンって・・・」


かんじんな ところが 出て こない


「どこだっけ」



ーー28ーーーーーーーーーーーーーーーー


「わざわざ よく来てくれた」


玄関で ボンヤリと 考え事を

している ライナーに エルフが

話し かけて来た


「ああ メイナの お兄さんですか??」


ライナーが そう声を かけると


「いやいや 参りました

クチが 達者ですなぁ

あの はねっかえりの娘が

ベタ惚れ するワケ ですわい」


高笑いする エルフ


「メイナの お父さん??」


ビックリする ライナー


「ちょっと お父ちゃん

ライナーは もっとイイとこが

あるよ

口車に乗せられた みたげなの

やめてー」


ニパの手を おさえながら

メイナが 言う


「お前 なにしてる

ダンスでも してるんか」


ニパの 動きに あわせて メイナが

動く さまが まるで 踊っている

ようだ


「そうそう ダンス

あはは」


「むぅ」


メイナは 苦笑いで なんとか

とりつくろうと するが

ニパは ぶぜんとした 表情だ


「お嬢さん達も さあ 入って

心ばかりの おもてなし しか

できないけど」


ニコニコしながら 招き入れる

メイナの父


「ニパも 入って

わたしの親友なんだから」


「親友・・・」


メイナから そう言われて

べんぎじょう 納得せざるを えない

ニパ


「あとで おぼえてろ」


と しか言えない

奥に 入って行くと 板張りの部屋が

あり 一段 高く なっている


「この部屋は 靴を ぬいで 上がって

くだされ」


言われるまま ステップに 靴を ぬぎ

板張りの ゆかを 歩くと

なつかしさすら 感じる


「うわー なんか 久しぶりって

感じるわ」


ライナーが そう言うと


「イイでしょ

こんなに 広い 板張りの部屋がある

のは このあたりで ウチだけ なんだよ

気に入って くれたかな??」


メイナ が 自慢げに 話す


「ああ すごいイイよ」


と 言って シマッタと 思う ライナー

ニパの 方を 見ると ニラみ つけて

くる


「いや 昔 こんなところに 住んでた

なぁーって 思って

特に 深い 意味は ないんだよ

ホントに」


なんとか 誤魔化して しまおうと

すれば するほど ニパは 傷ついて いく


「じゃあ ここに ずっと 住むの??

ずーっと ずーっと」


イライラしながら ニパが

ライナーに つめ寄る


「いや そんな事 言ってないだろ

大丈夫だから」


小声で ニパを さとす


「そろそろ 料理が 出来たので

ここに 運んでくるから アレを」


メイナの父が 指を さした先に

脚の 短い 四角いテーブルが

たてかけてある

それを ライナーと メイナの父が

部屋の 中央へと 運ぶ

そうすると 土間の方から

料理が 運ばれて 来る

が それを 見た ライナーは

そっとう しそうに なる


「これ モザイク必須だな」


要するに 虫である

それらが 調理済みの 状態で

次々と 運ばれて くる さまは

ライナーに とって 地獄で しか

ない


「おいおい

待ってくれよ」


顔面が 蒼白に なるライナー


「どれも 美味しそうでしょ」


メイナの 声が はずむ

ニパの 方を 見ると 彼女も 虫は

苦手みたいで ホッと する


「さあ おクチに 合い ますで

しょうか」


メイナの父が にぎにぎしく 言う


「いただきます」


半泣きに なりながら とりあえず

スープに 手を 出す ライナー

スプーンで 白濁した液体の

上澄みだけを すくい取り

クチ へと 流し 入れる


「あっ 味付けは 普通だ」


そう思った ライナーが スプーンで

かき混ぜると 厚切りポテトみたいな

のと 目が 合う


「ギ・・・」


そのまま 卒倒して しまう

ライナー

みんなが さわぐなか 意識が 遠退いて

ゆく


「・・・んッ

ここは どこだ」


狭い 部屋の 中で 目を さます

ライナー

藁を 編んだ ラグの上に 寝かされて

いる


「いゃあ とんでもない目に

あったな」


虫の フルコースに ド肝を ぬかれ

早く この場を さりたくなる

ライナー


「あっ 目が さめたのね

よかった」


メイナが ヒョッコりと 顔を出す


「虫が 苦手なら 最初に 言って

くれれば よかったのに」


ちょっと さみしげに 言う メイナ


「あんな 全部の料理に

イモ虫が 入ってたら

さすがに やりすぎだろ」


つい 声が 大きくなる

ライナー


「ごめんなさい

なんとか 気分なおしてよ」


突然の 怒鳴り声に シュンとする

メイナ


「別に 怒ってなんか ないよ

単に ビックリしただけ」


あまりの 空気の悪さに バツの悪さを

感じるライナー


「うん それなら イイんだけど」


少し ホッとした表情に なる メイナ


「あれ ニパは??」


こんな時は 一番に 看病して

くれそうな ニパが いない


「あっ 彼女なら わたしの

母と 料理を 作ってるわ」


「ゲッ 料理って・・・」


昼間の 惨事が チラつく ライナー


「安心して 彼女も 虫は 苦手

みたいだから 入らないと

思うよ」


両手を 振る メイナ


「それを 聞いて ホッとしたよ」


胸を なでる ライナー


「それに 彼女は ゴブリンの集落 まで

食材を 交換しに 行ってくれて

大活躍だったのよ」


珍しく ニパの事を 良く言う

メイナ


「そうなんだね」


「わたしなんか なんにも 出来て ない

彼女に ひどい事 しちゃったなって

今では 思って いるの」


ちょっと ネガティブに なって

いるメイナ


「なんにも 出来てない事ないよ

こうやって 俺を 看てくれてたし

もうニパと ケンカ するなよ」


ライナーは 無理だと わかっているが

仲良く して欲しい


「うん もうしない」


真剣な 顔で 言う メイナ


「本当か??」


「本当よ」


ニコッと 笑顔を つくる メイナ

炊事場から 笑い声が 聞こえてくる

一緒に 料理を 作る事で

ニパと メイナの母は 本当の

親子の ように 仲良くなる


「メイナの お母さんが あたいの

お母さんなら よかったのに」


しみじみと 言う ニパ


「あら どうして??」


「あたい 物心ついた時には

肉親が いなくて ゴブリンに

育てられたの」


さみしげに 言う ニパ


「そうだったの

大変だったでしょう」


深く 同情する メイナの母


「長の家で 奴隷として

色々 やらされて いたの」


かみ殺す ように 言葉を 吐き出す

ニパ


「それは ひどい目に あったわね」


「そんな時 ライナーが あたいを

助けて くれたの」


希望に 満ちた 表情に なる ニパ


「そう それは よかったわね」

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